さっそくですが、このワイヤーは、我が音楽制作スタジオの音質を決定する要の部分に数カ所ほど採用されることが決定しました。つまり、音楽制作の録音からミックスダウン・マスタリングまで行なうプロセスのなかで、このワイヤーのスペックは「最高峰!!」としてのハンコが押されたわけです。適材部分にすでに使用されエージングが始まっております。

具体的なお話・・・。このワイヤーは、初めて聴いた瞬間、私に「ス、スゴイ！！」と言わせてしまいました。何かしら「効果」というべきハッキリしたものが満開のサウンドなのです。ミッドハイあたりでしょうか？とても気持ちよく飛び抜けている帯域がありまして、これは、焦れったかったソースのベールをパっと剥がすだけではなく、ウルトラ級の解像度を目の前に広げてくれるのです。むかしむかし、1970年代後半から80年代にかけて、音楽制作の現場では、エキサイターと呼ばれる「音をくっきりさせる？」エフェクターが存在しましたが、それは、位相をちょいといじって他のトラックと差位を作り出す物でした。そして、このワイヤー・・・位相をイジるなんてそんなセコイことで音の解像度が上がっている訳じゃござんせん。ワイヤーのポテンシャルそのもので、その強い効果とでもいいましょうか・・スピード感とワイドレンジと解像度をもたらしているのです。驚異です、まったくもって。

というわけで、ウチの機材群に埋め込まれることになったこのワイヤー。もっと具体的にお話しますと、やはり径が径ですので、主に使用出来る箇所としては、電圧増幅段（所謂プリアンプといいましょうか・・・）、ラインレベルの電流の中で使う事がまずは前提ですね。ウチでは、自作のミキシングコンソールの主要部分に収まりました。効果絶大！！！

聴く音楽ソースは、選びません。何せプロダクション用のミキサーに導入されるくらいですから、ロック系・ジャズ系クラシック・民族楽器・あらゆるソースにまでマッチングのすばらしさがあります。情報量もハンパないし、低域のパワー感から伸び伸びとどこまでも再生する超高域まで、申し分ありません。たとえば、ベースなどのエッジも感動的にクリアです。ストリングスは、「雄大」で、LPギターは、まるで焼けこげるように熱い。金管楽器は前に飛び出し、木管はすばらしい倍音を奏でる。ガットギターは、ピーキーなフィンガーノイズが軽減されうっとりする音色に・・・ドラムスは、ものすごいド迫力に・・交響曲はまるで宇宙天体望遠鏡で覗いたように鮮明に・・・書き始めると切りがない程の試聴が続きましたが、どれもこれも、音楽が 「生きてる」という感覚を味わえました。
最高位に位置するハイクラス・ワイヤーです！！ゲットしたものしかわからない（笑）

RCAピンケーブルの配線材、自作のアンプ用配線材はもちろんですが、使い道は実に豊富だと思います。スタジオ機材等にも力を発揮できると思います。私は因みに、HAの内部配線、ミキサーの内部の一番後ろ側、プリアンプの内部配線、ラインケーブルのHOT側、SPのツィーターHOT側などに使用し始めております。効果絶大！！分解能は勿論の事、驚異的な音質改善に驚きます。強烈にインパクトがあります！！是非是非 お楽しみください！！