御存知!正統系・伝統系British Metal隠れ名バンド Marshall Law「1st」 (Mini Album「Power Crazy」収録)デジパック仕様盤 輸入盤未開封新品でございます。
未開封品でございますが、デジパック裏面右に圧跡が2cm程ございます。
表記はございませんが、リマスターが成されている模様でございます。
されど、何せそもそもが「安普請制作」。音質には限界がございますが.....................................
内容は言わずもがな。
ラインナップは、Dave Martin(G)、Andy Southwell(G)、Andy Pike(Vo)、Rog Davis(B)、Mick Donovan(Ds)となります。
プロデュースはAllen Keates。エンジニアはMark Stuart。
Mad Hat Studiosでの制作となります。
(Mark Stuartはハウス・エンジニア。そもそもはデモ録音を主体とするスタジオとして発足し後に本格録音制作スタジオ化。
後にかのMagnumやその周辺、Project:Phenomena他の制作で御馴染みとなる)。
かのThunder、Little Angels、The Almighty等々のBritish Rock系名バンド登場で脚光を浴びた1989年に登場のバンド。
当時も非常に珍しい正統系・伝統系British Metalの音楽性を有しJudas Priest系ではございましたが、
非常にポピュラー感のあるメロディアスさを持ち合わせていた事がミソ。
非常にメジャー感のあるBritish Metalという感がございます。
またコーラスワークも武器とし、
楽曲も非常に練られてはいるものの当時のThrush Metal系で見られた楽曲展開の不自然な展開やリフ等の無理矢理な複雑さがない自然さも特徴。
演奏・アンサンブルも非常に巧み、ツインリードギターのコンビネーションの巧みさが聴き手を唸らせるものでございます。
楽曲も粒揃い。
非常にスリリングな楽曲展開をするスピーディーな楽曲が目立ちますが、ミドル・テンポの楽曲も非常に印象的。
かのWishbone Ash~Thin Lizzy~Judas Priest~Iron Maiden系統のメロディアスなツインギターも印象的でございますが、
メジャー感を伴うメロディアスさがミソ。
また完成度が非常に高いもので、当時ミュージシャン界隈のみならず将来が期待された事が窺えるものでございます。
これだけの音楽性を誇るものの当時シーンはいつもの「興味の欠如」、契約はかのFM/Revolver(悪名高き”Heavy Metal Records”)。
かのPaul Dianno(ex-Iron Maiden)結成の”Dianno”、
かのGary Barden(ex-Michael Schenker Group)とNWOBHMのポピュラー面を担った感のある”Wildfire””Weapon”人脈ミュージシャン結成の”Statetrooper”、
が契約するものの、デモ録音を作品化リリースという困ったレーベル。
Marshall Lawもミュージシャン界隈では非常に評価が高く更にはスポンサー付きという異例のデビューではあったものの、
レコーディング契約に興味を持つレーベルは無かった模様。
前例に漏れず.........という憂き目に遭う事となります..................
(当時某ミュージシャン曰く「Marshall Lawは酷い契約を結ぶ羽目になった」とも....................)
その後”Power Crazy”というミニ・アルバム(今CD収録ラスト4曲)をリリースする事となります。
(音質・音造りから鑑みるに)同時期録音のデモ録音の残り楽曲、1stの外れ楽曲の感がございます。
(1stリリースに際しては音質の調整が若干行われた感がございます)
外れ楽曲という事で質は1stに比べ幾分堕ちるものでございますが、貴重な1st路線の楽曲。
何をか言わんや、でございます........................
レコード会社移籍後は時代性もあり音楽性を変化させていきますので、
(隠れ名盤とは言え)大傑作と名高い1stの音楽性を有する事で非常に貴重な録音の感がございます.....................
この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。