■bud powell / inner fires
■1953年録音。このalbumはbud powellが1953年にchicagoのjazz club 「kavakos」
で行ったconcertのlive recordingで、jazz arrenger,bill pottsの個人的なcollectionを
音源としています。
1953当時のbud powellは、2月初めに約1年半に及ぶ3度目の療養生活から
退院したばかりの時期に当ります。彼は若い頃からの麻薬への耽溺が災いして
45年から精神障害に悩まされる事になり、その後は断続的に入退院を繰り返す事に
なりますが、51年8月に麻薬所持による逮捕がきっかけとなって起こった3度目の
入院では電気ショック療法が施された事で彼の天才的な才能は徐々に破壊されて
いく事になってしまいますが、彼の身元引受人でもあったbirdlandのownerの
全面的な支援を得てこの53年にはbirdland session等も残されています。
memberにはcharlie mingus,roy hanesが付き合っていて、40年代後半の
生けるmuseの化身とも云うべき天才的な輝きとまではいきませんが、
それでも一時の小康を得てそれに迫る好調さを維持しているpowellの演奏が
収められています。
なお、このalbumには63年の二度に渉るinterviewが収められていて、秋吉淑子等の
名前も登場します。
■国内盤。経年によりjacketがj若干日焼けしていますのでご了解の上ご入札下さい。
盤面につきましては特段のお断りがない限り傷があるものは出品しておりませんが、
飽くまでもusedですので余りに細かな点が気になる方はご入札をお控え下さい。
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