*川上澄生 美術館 木版画大賞展で大賞を受賞した 田中陽子 の作品です。
作品名や制作年、エディションは不明です。サインはありませんが、田中陽子の作品 【真作保証】です。
万一真作でなかった場合は返品をお受け致します。
*田中陽子ファンの皆様、作品を探されていた方、作品を気に入った方、ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
・作家名:田中陽子(たなか ようこ)1947-2008
・作品名:??
・技法: 木版
・イメージサイズ:約39.5cm×約30.0cm
・額装サイズ:約58cm×約49cm
・制作年:??
・限定数:??
※作品に サインや作品名、エディション の記載はありません。
※作品コンディション:概ね良好です。額には小さな打ち傷や擦り傷がありますが、このまま飾って楽しんでいただけると思います。
画像でご確認ください。
田中陽子 / Tanaka Youko 1947-
2008 田中陽子は躍動感とリズム感のある形と色で木版画の可能性を追求し続けました。元気溢れる作風は見ている私たちまでわくわくした気分にさせてくれます。
木版画は日本では伝統的な技法としてよく知られています。古くは浮世絵から創作版画や棟方志功の骨太な作品、町田ではおなじみの畦地梅太郎の作品などまで、何かしらイメージが浮かぶことでしょう。木版画家は誰しも、その典型的なイメージを打ち破り、自分だけの作品を生み出そうと努力します。田中陽子は凸版である木版画に、部分的に凹版を取り入れて、即興的にもみえる線の表現を加えています。また、強く発色する不透明な絵の具を使い、上から蝋をひいたり、手彩色を加えたり、箔を乗せたりもします。それによって作品の表面には絵の具が盛り上がった部分やつるりとした部分などが誕生しています。「マチエール」、質感と呼ばれるこうした効果が作品に独特の強さをもたらしています。
町田市に住み、のびやかで生き生きとした形と色彩で木版画の世界に新しい息吹を吹き込んでいましたが、2008年、惜しくも急逝しました。(出典:町田市立国際版画美術館)
<略歴>
1947年 京都生まれ
1970年 和光大学芸術学科卒。
斎藤壽一、萩太郎に師事。小野忠重版の会出席
1971年より、養清堂画廊11回、川上画廊、伊勢丹、松屋、ルートギャラリー、なるせ村田画廊、ガリレオベーラ、
山下画廊、かつみ工房、ギャラリー源他全国で個展。
<田中陽子コメント>
大宇宙のめぐりにくらべ人の歴史は、煩雑で、なんと短いものかと思う。私はみじかな事柄から、大宇宙のいとなみをかんじながら、そこここで、かたちを引き出している。
(出典:art box-international)