6V→12V化 国産電機製ジェネレーターコイルを2極3並列から3極+3極並列につなぎ直し電圧を上げ12V化に対応します
(レギュレーターにもう少し高い電圧をかけたい時は6極直列接続も可能です)
ACジェネレーターステーターコイル(重さ642g厚さ40mm)をレターパックプラスで送ってもらい(ローター磁石は送らなくてよいです)
つなぎ直したあと返送いたします
返送料落札者負担(レターパックプラス600円)
つなぎ直し料が1個2004円となります
W=VA(電力=電圧×電流)の式から6V→12V化して電圧が倍になると電流は半分になりロスが少なくなります(高圧送電の原理)(馬力がUPした感じ)電流が半分になるとコイル線断面積も半分でOKとなり余裕があります
並列の線を切断してチャージコイル1ケとライトコイル2ケを直列につないだコイル2セットを白と黄コードにつなぎます(コイルの反対側は2ケ共桃コードにつなぎます)
各コイル間の配線はハンダ付けしてシリコンガラスチューブで絶縁します(熱収縮チューブはオイルで膨潤しますのでNG)
自分で加工出来る人はTRYしてください
12V化に準備する物
1: 12V4ピン仕様 全波整流レギュレータ-汎用(画像9ヤフオク等で\780円位から出品されています)をセレンレクチファイヤーと入れ替えます
2: 6Vヘッドライト球を 12V用に交換します
3: バッテリ-を6Vから12Vの YB3L-B(GSユアサ) YB3L-A(タイワンユアサ) その他互換品に寸法が同じか確認して交換します
YB3L-BはYB3L-Aの2倍位性能がよいです(個人感想ですが他の方も言ってました)
4: ストップバルブ、ウインカーバルブ、メーターバルブをそれぞれ12V同じW数の電球に交換します
5: ウインカーリレーを12Vに交換します
6: イグニッションコイルを12Vに交換します(CDI用でないケタリング方式ポイント車用)
12V用のイグニッションコイルの入手方法を教えてほしい質問がありました
調べたところ6V→12Vキットにイグニッションコイルを含んでいるのは1件でしたので6Vイグニッションコイルがそのまま使えると思います(6V用は電流が流れ過ぎると思いますが使えます)
12V用は「 ポイント車用」であればOKです
(プラグコードが短い場合 NGK J-1ケーブルジョイントを使用してコードを延長します)
(コイルのマイナスからコードを分岐してプラグ近くのヘッド締め付けナットに共締めすると火花回路が最短距離になり火花強化になります)
7: ホーンを12Vに交換します
その他
1: 入手した全波整流レギュレーター汎用のカプラーをセレンレクチファイヤーの古いカプラーに入れ替えます(カプラーが同じ形同じ配線なら入れ替える必要はありません) CPRT-CN工具を使い前から10mm差し込むとフックが外れ後ろからコードが引き抜けるので古いカプラーの同じ場所に入れます
CPRT-CN工具は幅3mm弱、厚さ0.7mmで自作できます(画像10) 端子に接点グリースPTX22058を塗ります(2g出品中) 赤=+、緑=-、白と桃は交流なのでどちらにつないでもOKです
(以上はCB90で説明しましたが、CS90系はギボシ端子のようです)
2: ローターを外さずにステーターを外すにはワイヤー通しでコイルを引っ掛けて引っ張り外します(CB90で出品した画像参照)
3: 画像3はコイルを裏から見た図です
黄桃白がカプラーへ行くコード位置です 1~6はコイル位置です (デンソー製は隣どうしが逆巻きでコイル「巻き終わり」は隣のコイルの「巻き始め」に接続します)が
国産電機製コイルの巻き方向は6ヶ所共全部、同方向巻きでコイル「巻き終わり」は隣のコイルの「巻き終わり」に接続して「接続方法の変更」だけでデンソー製と同じ逆巻きの効果を得ています→直列化も「巻き始め」は「巻き始め」へ「巻き終わり」は「巻き終わり」へ接続します
黒線は元の配線です 赤線は変更後です 赤 ×(6ヶ所)は切断します 黒線をたどって巻き始め巻き終わりの線を確定したら小さい荷札(画像4)に何番の始めか終わりかどこにつなぐのか記入して線に取り付けます
ビニロン撚り糸(カインズホームφ3mmロープ切り売り)をほどき、線2ヶ所の「しばり糸」にした後、各結線部共ワニスを塗り固定します(画像8)ワニス出品中
画像1で1と4のチャージコイル線径はφ0.6mmです
2・3と5・6はサービスマニュアルどおり並列に接続されています 線径はφ0.7mmです
他にCB90用も出品しています
(2023年 3月 5日 4時 06分 追加)12V化でボルテージレギュレーターが電圧を自動調整してくれるため、白と黄を接続したほうがよいです(画像3では接続されていませんが)
(6V時は電圧調整できないレクチファイアー整流器なのでヘッドライト点灯、不点灯でコイル発電量を白と黄で変えてバッテリーへの充電量を調整する必要がありました)