DVD
現代のスタンダード!
新生グラインドボーンの『こうもり』全曲
ヨハン・シュトラウスⅡ世:
喜歌劇『こうもり』全曲
ユロフスキ指揮
ローレス演出
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
グラインドボーン音楽祭2003年
2003年夏に上演され、大きな話題となった舞台を収録した映像作品。
2007年からロンドン・フィルの首席指揮者に就任した、ウラディーミル・ユロフスキの映像作品。
スティーヴン・ローレスによる秀逸な演出での「こうもり」など、観ないわけにはいかないシーンが満載。
年末年始の定番オペレッタ『こうもり』を、イングランド風に味付けして会場を笑いの渦に巻き込んだ、グラインドボーン音楽祭2003年のライヴ映像。演出家スティーヴン・ローレスは台本に大幅な脚色を施し、この作品に劇としての厚みも加えました。トーマス・アレン、アームストロングら「歌う俳優たち」が熱演を繰り広げ、ユロフスキが切れ味鋭くタクトを振る快演!(TDKコア)
グラインドボーンのオペラハウスは、1992年から1994年にかけて約130億円をかけて外観を変えずに改築され、美麗かつ機能的な設備を獲得したことは有名ですが、そうした設備上の利点を生かし、さらに最新のクリティカル・エディションを用いたこの演奏は現代のスタンダードと十分に呼びうる高水準な仕上がりを示しています。
確かな演技力を持つ歌手たちの熱演、華麗な衣装、オーソドックスで奇を衒わぬ演出と文句なしの内容で、これにロンドン・フィルの丁寧で着実なアンサンブルと、同オケ首席客演指揮者ヴラディーミル・ユロフスキのつくりだすオペラティックで起伏に富むアプローチが加わるのだからたまりません。
しかもカーテン・コールでは、フロッシュ役のウド・ザメルの指揮でラデツキー行進曲が演奏されるという心憎い演出までおこなわれるという至れり尽くせりのサービスぶり。
特典映像として、アーティスト・インタビューや、田園風景に囲まれた会場や建物の案内、登場人物たちのファッションなどを紹介する映像が収められているのも嬉しいところです。
■エクストラ・フィーチャー
・トーマス・アレン:インタビュー
・パメラ・アームストロング:インタビュー
・ホーカン・ハーゲゴール:インタビュー
・演出家スティーヴン・ローレス:インタビュー
・指揮者ウラディミール・ユロフスキ:インタビュー
・ワルツの起源
・グラインドボーンの新歌劇場の建物と建築様式
・看守フロッシュ(語り役)の幕間
・コスチューム・デザイン・ギャラリー
・キャスト・ギャラリー
ヨハン・シュトラウスII:
歌劇『こうもり』全曲(マイケル・ロット校訂版)
トーマス・アレン(アイゼンシュタイン)
パメラ・アームストロング(ロザリンデ)
ホーカン・ハーゲゴール(ファルケ博士)
マレーナ・エルンマン(オルロフスキー侯爵)
リュボフ・ペトロヴァ(アデーレ)
ペール・リンドスコーグ(歌手アルフレード)
アルトゥール・コルン(刑務所長フランク)
ウド・ザメル(看守フロッシュ)
ラグナル・ウルフング(弁護士ブリント)
ルネ・シュッテングルーバー(女優イーダ)
グラインドボーン合唱団(バーナード・マクドナルド:合唱指揮)
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団(リーダー:ピーター・シェーマン)
ヴラディーミル・ユロフスキ(指揮)
演出:スティーヴン・ローレス
収録:2003年8月17日、グラインドボーン歌劇場(ライヴ)
字幕:英語、フランス語、オランダ語、スペイン語
画面:カラー(16:9)
音声:PCMステレオ、DTS 5.1サラウンド
NTSC
リージョン・オール
※国内のプレーヤーで普通に再生ご鑑賞いただけます。
美品。
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