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2007年4月初版。
カバーにシワ、見開き部に折れ、細かい傷がありますが、通常の読書にご不便はありません。
交通問題や都市環境はどのカテゴリーに入る?
出品にあたって多いに迷うところですが、「経済学叢書」から出版されているとはいえ、交通問題は経済的な尺度で測るのはいかがなものかと…。
もう20年近く前になりますが、出品者が某・都市計画のシンポジウムに参加したときのこと。
専門の研究者以外の「一般」の参加者たち…別に不動産屋さんや建築家の集まりではなかったんでしょうけれど、都市計画というのに出てくるお話が地価やら再開発のオハナシばかりで、唖然とさせられました。
そういう人たちにとって都市計画とは「地価をいかにして上げるか」という計画であって、持続可能というのは建物やインフラを数年ごとに定期的に更新していくというオハナシでした。
このあたり、今でも基本的に変わっていないでしょう。
都市計画でもいろいろな分野がありますが、本書のテーマ「交通問題」はどうでしょうか。
前述のシンポジウムの時とは違いますが、忘れることは出来ないことがありました。
あるセミナーの質疑応答で、某自動車メーカーの社名を名乗ってから延々20分マイクを握ったヒトが、「(安全な歩行環境は)市民ひとりひとりの意識から…」云々の発言をする一件が…。
「クルマを減らすようなことは絶対やんねえよ」と堂々と宣言したわけですね。
うーん、日本という国においては、しょせん都市計画ってのは空念仏に過ぎないのかな…としみじみ思いました。
それから20年。
都心部においても急速な高齢化・人口減少が進み、縮小社会を迎えていかなければならない現代。
手遅れとは言いませんが、まさに「日暮れて道遠し」ってやつですな。
かつて必要な交通マネジメント政策をとらなかったツケは、これから残酷なかたちで出てくるでしょう。
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