出久根達郎★おんな飛脚人１・２★ 講談社文庫
雅虎拍卖号：c1141187424
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| ★商品説明★ | 出久根達郎著 「おんな飛脚人１・２」 講談社文庫 「おんな飛脚人」 ２００１年 ８月 文庫初版 「おんな飛脚人２ 世直し大明神」 ２００７年 ５月 文庫初版 定価 ５７１円、６６７円＋税 ３２２頁、４２２頁 |
| ★著者略歴★ | １９４４年、茨城県生れ。1973年より東京杉並区高円寺で、古書店「芳雅堂」を営む傍ら文筆活動に入る。1992年「本のお口よごしですが」で講談社エッセイ賞。1993年、「佃島ふたり書房」で第108回直木賞受賞。 |
| ★作品内容★ | ＜１＞ 常陸の国から江戸に出てきた”まどか”は、口入れ屋から飛脚問屋”十六屋”を紹介される。口入れ屋は下女としての紹介だったが、まどかは、飛脚として働きたかった。足には自信があったし、江戸に出てきた目的もあった。同時に採用されたのが清太郎。こちらも足に自身があることはもちろん、元御家人の身分を隠して働きたい理由があった。 ともかく、”十六屋”は飛脚の老舗ではあったのだが、主と御隠居が胸の病に倒れ、使用人はほとんどライバル店に鞍替えし、赤字続きだった。走ることの好きな、まどかと清太郎のお店立て直しとそれに伴う事件が面白い。特にライバル店の企てを破り、新たな店の道筋を立てるところなども見どころ。江戸末期。”ちりんちりん”の町飛脚を起こした若者たちの物語。二人が捜していた人たちも見つかり一区切りではあるが、その後の物語が続く。 ＜２＞ 安政の大地震を挟み、その後の二人の物語。主は病のため、引退し清太郎とまどかに店を譲ろうという話になっていた。店にはいろんな事件なども持ち込まれるあどうにか軌道に乗り始めている。若い二人にとってはこれも面白い。そんな時”安政の大地震”が襲う。店は何ともなかったが、主は別宅の下敷きになって死亡。江戸の町も大きな犠牲が出た。後半はそん中での物語。第1巻では名前しか出てこなかったが、まどかの父親が登場。父は、元水戸藩士であったが大塩平八郎の乱の巻き添えを食って、武士を辞めたのだ。それから18年、大塩が持っていたという書物をめぐり事件が起こる。著者には他にも安政の大地震をめぐる物語（大江戸ぐらり）を書いているが、地震後の江戸の様子は興味深い。 余談にはなるが、”十六屋”は、音居酒屋だった”いざよい”からとっているし、飛脚屋は”十七屋”の屋号が多かったがその意は”たちまちつく”立待月からとっている。15夜から数え、”立ち待ち月”、”居待ち月”、”寝待ち月”、などを経て”二十六夜待ち”などになると、徹夜してそろそろ明るくなることにやっと月が昇る。真夜中に三日月があるのは絵になるが、小説で真夜中に三日月が出てくると違和感を覚える。三日月は昼間は誰にも気づかれず。太陽が沈んで初めてその存在が意識され、太陽を追って沈んでいくものだ。 |
| 状 態 |
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| ★出品者から★ | 他にも多数出品しています。ぜひそちらも見てください。 個人の蔵書なので、すべて一読はしています。内容等でご質問がある場合も受け付けます。 また、出品希望の本などがあれば優先的に出しますので連絡してください。 |
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| 宅配名 | 条件・サイズ | 料金 | 注意点 |
| クリックポスト（ＪＰ） | 厚さ３センチ。厚さを超えなければ割安。 | Ａ４サイズまで、一律１８５円。同サイズ文庫４冊まで同梱可。 | 補償無し。 |
| レターパック・プラス | 全国一律５２０円。 | 専用パッケージに入ればOK。厚みのある物や同梱に便利。 | ４㎏まで。補償無し。 |
| ゆうパックなど宅配便 | 従量制、配達地によって料金が変わる。 | 大体８７０円～と見ていい。 | まとめて送るのには割安。配達時間指定あり。 |
| 出价者 | 信用 | 价格 | 时间 |
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