*ビュランの名手と謳われた 吉田勝彦 の『アリアドネ』です。 吉田勝彦版画集(1968-1983 形象社)レゾネNo.175 この作品は、吉田勝彦版画集の表紙に使われています。(画像参照)
*吉田勝彦ファンの皆様、作品を探されていた方、作品を気に入った方、ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
・作家名:吉田勝彦(よしだ かつひこ)1947-
・版種:併用版(エングレーヴィング?アクアチント?エッチング?ほか?)
・イメージサイズ:約14.5 cm ×約11.5 cm
・額装サイズ:約38.0 cm ×約35.5 cm
・制作年:1982年
・サイン:直筆サインあり
・エディション:限定80部
・作品下部に、直筆サインとエディションの記載があります。
・コンディション:見える部分は概ね良好ですが、裏側の状態は未確認です。
額は古いもののようですが、概ね良好です。
画像でご確認ください。
吉田勝彦(よしだ かつひこ)1947年-
銅版画家として活躍し、数々の受賞をかさねたビュランの名手。作品は、大英博物館や東京都美術館、愛媛県美術館、神奈川県立近代美術館、日立市郷土博物館 等に収蔵されています。
<略歴>
1947年(昭和22) 東京都練馬区生まれ
1965年 多摩美術大学絵画部油絵科入学
1968年 末広正樹のもとでリトグラフ、駒井哲郎のもとで銅版画の実習を受ける
1969年 銀座ルナミ画廊にて最初の個展を開催(写真・石版画・銅版画・シルクスクリーン)
1971年 東京藝術大学大学院版画専攻科入学、本格的に銅版画を始める
1972年 東京藝術大学美術科公募展大橋賞受賞
1974年 渡欧しスペインを中心にヨーロッパ各地を旅する、その後南米ベネズエラに渡る
1975年 ベネズエラ・アルマンドレベロン美術学校にて特別版画教授として半年間銅版画を教える、その後帰国
1976年 第53回春陽会展にて研究賞受賞。東京版画研究所にて講師を勤める
1978年 第55回春陽会展にて岡鹿之助賞受賞、準会員に推挙される
1980年 銅版画集「我心の部屋」77ギャラリーより刊行限定77部、第57回春陽会展にて会員に推挙される
1981年 銅版画集「乾いた黙想」椿近代画廊にて刊行、限定100部
1983年 形象社にて「吉田勝彦版画集」刊行、刊行記念展が形象ギャラリーにて開催
1985年 春陽会を脱会する
1988年 銅版画集「森」限定85部 ギャラリー池田美術にて刊行
1991年 銅版画集「隅田川河岸」限定85部 ギャラリー池田美術にて刊行