今年の六月にブリュッセルの歌劇場 La Monnaie/De Muntに行き,トゥーランドットを観ました。元々かつてこの劇場の音楽監督を務めたことのある日本人指揮者大野和士氏が振る予定でしたが,彼は体調優れずドタキャンでした。だからというわけではありませんが,このトゥーランドットはこれ以上デタラメな演出はお目にかかったことがないと言う酷いモノでしたが,今年の後半と来年に掛けてリヒャルト・ワーグナーのニーベルングの指環を上演します。この広報冊子出品時点でラインの黄金とワルキューレは上演済みです。来年にジークフリートと神々の黄昏を上演します。出品者の関心のあるニーベルングの指環の配役等を写しています。写真が満載ですが,上演される演目とどう関連があるのか不明です。指環四部作はこの歌劇場の音楽監督であるAlain Altinoglu氏が指揮します。ウィーンフィルを振っている俊英指揮者です。