*元東京芸術大学教授の洋画家 庫田綴(くらたてつ、本来は又が4つです。) の 銅版画作品 です。 これは、東京藝術大学ATELIER C-126カレンダー1974年の作品を額装したものです。 限定300部 直筆サイン入り【真作保証】です。
万が一「真作」でなかった際には返品をお受け致します。
庫田綴 の 銅版画作品は、おそらくこのATELIER C-126カレンダーでしか発表していないと思いますので、大変貴重です。
*庫田テツ ファンの皆様、作品を探されていた方、作品を気に入った方、ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
送料無料でお届けします。
・作品名: 作品(藝大カレンダー1974より)
・技法: 銅版
・イメージサイズ:約7.5 cm × 約6.5 cm
・額サイズ:約19.5 cm × 約14.5 cm
・サイン:脚の所に テツ(又が4つ) の刷込サインがあります。
・制作年:1973年
・限定数:300部
※作品コンディション:制作後50年を経過し、少し汚れがあります。額は良好です。
画像でご確認下さい。
元東京芸術大学教授の洋画家 庫田テツは
12月
1日午後
8時
38分、肺炎のため東京都世田谷区の木下病院で死去した。享年
87。明治
40(1907)年
2月
7日、福岡県宗像郡福開町に生まれる。本名倉田哲介
(くらた・てつすけ
>。大正
12(1923)年宗像中学を
4年で中退。翌年上京して川端画学校に入り約
3年間、人体研究等を行った。昭和
4(1929)年第
16回二科展に倉田哲介の名で「溜池風景」「池畔風景」を初出品。同
6年第
18回同展に「猫と女」「白い風景」、同
7年第
19回同展に「三夜荘風景」を出品する。同
10年師高村光太郎の推薦により青樹社で個展を開き、翌年にも青樹社で個展を開催。同
12年第
12回国画会展に「松」「松小品」を庫田の名で初出品し、同会同人となる。翌
13年第
2回新文展に「松と竹」で初入選し特選受賞。翌
14年第
3回同展には「松」を出品して再度特選となった。官展には同
15年の紀元
2600年奉祝展に「牡丹」、同
17年第
5回新文展に「龍頭」、同
19年戦時特別展に「蓮」を出品した後出品せず、国画会展のほか、同
14年
4月求龍堂と兜屋の共同主催による三昧堂での個展、同
16年求龍堂主催による資生堂での個展等、個展を中心に作品を発表。同
33年国際具象派展に出品。同
35年渡欧し、主にローマに滞在して同
37年帰国する。同
38年東京高島屋および大阪、名古屋のフォルム函廊で滞欧の成果を示す「滞イタリー展」を開催。同
43年より
49年まで梅原龍三郎を囲む
5人の画家による臥龍会展に毎年出品する。同
46年彩壺堂サロンで「石の系譜」展を開き、同年国画会を退会した。翌
47年東京芸術大学油画科教授に就任。同
48年同大学陳列館で旧作展を開く。同
49年同大学を停年退官。同
53年イタリアを再訪して翌
54年日動画廊で「再訪のイタリア」をテーマとして個展を開催。同
58年日本橋三越で「樹木と石と花」をテーマに個展を開いた。木、特に松のある風景を得意とし、緊密な構図と明快な色調をもつ豊かな画風を示した。
(出典:『日本美術年鑑』)