バンドとは違ったジョンがここにあります、穏やかで無理してない音楽はジョンがいつもは見せない一面を表現しているかのようです。『Queen Of New Orleans 』シブくてカッコいいです。『Janie, Don't Take Your Love To Town 』メロディアスで哀愁がたまらない。バンドがめまぐるしく過ぎる都会の情景とするなら、こちらはその中でふと立ち止まり振り返る少しの休息的なイメージです。このアルバムはロックバンドとしてのジョンではなく、シンガーソングライターとしての彼を再認識、メロディの良さを感じられる時代を問わない良盤、ココロにきっと何かが残るハズ、必聴です。