フラットヘッドやナックルヘッド、48パンヘッド、ハイドラグライド等に使用出来るハーレーダビットソン社純正の2ポジションディマースイッチです。
こちらのスイッチは、軍用の1940年代のNOS=ニューオールドストック=日本語で言ういわゆるデッドストック の状態の未使用品の様なので、半田ゴテを使って、配線を半田付けする作業が必要です。
グリスが塗られて居ないのか、動作がシブいですが、配線を設置する際にグリスを塗布すれば、70年以上前の新車当時の操作感が戻る筈です。
製造された時代は正確には解りませんが、オリーブドラブと言う戦時中のH-D社の製品のペイントが残っており純正品で間違い無いと思います。
ヘッドランプのハイローや、ウインカー、スポットランプのon/offに使用できますが、配線をハンドルの中を通すタイプなので、純正のハイロースイッチだと思います。
勿論レプリカ品も出ていますが、20ドル前後で買える社外品に比べてボディーやベイクライト部分の品質が桁違いに良いのと、何より純正ハンドルに装着した際にハンドルとの隙間が生まれません。何でも純正が最高と言う事は無いですが、やはり製品のクオリティーが利益率重視の社外品のそれとは数段違うというのは間違い有りません。
純正品の特徴として、下部のブラスのカバーの他に、配線保護の為のベイクライト製の仕切りが見えます。社外メーカーのレプリカ品の様に無くても使用可能ですが、より安全なのは確かです。
個人レベルで卓上で分解も出来、ハンダ付けの経験が有れば配線入れ替えや、中のポジション柱に棒ヤスリで溝を入れるだけで3ポジションに出来るので、私はオリジナルのビンテージハーレーに使用する際は、通常の左下側のこのハイロースイッチをウインカー用に3ポジション加工をして、別途出品している配線をハンドルに穴を開けずに横に出すスイッチをハンドル右側に使用する事で、ウインカー有りのオリジナルナックルでも、チョッパーに使う様な見掛けの悪いユニバーサルスイッチを使用せずにハンドル回りの配線をスッキリさせています。
年末に大型の金属加工機械が店舗に搬入されて町工場化するにあたり、在庫品を順次販売して行きます。即決、まとめ買い等も弊社の仕入れ額を上回れば検討させて頂きますので、質問欄よりお問い合わせ下さい。
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