大型図録本 文化庁監修 重要文化財 古写経 仏典Ⅱ 書跡・典籍・古文書 作品集 写真集
昭和1977年
毎日新聞社
函入 金箔押し布張り上製本
カラー口絵写真・本文図版モノクロ
132ページ
36.5x27x2.8cm
※絶版
※月報付
刊行当時の、日本の重要文化財をすべて収録、国宝もあわせて収載した全集シリーズの一冊。
本書は書跡・典籍・古文書Ⅳ 仏典Ⅱ。
本第二十一巻(仏典Ⅱ)は、古写経・写本・版本を収録。古写経・写本は前巻につづいて鎌倉時代、南北朝時代、室町時代、桃山時代・江戸時代および中国、朝鮮(宋・元・高麗時代)を収め、鎌倉時代のみ部類別としたもの。
版本は中国、朝鮮、日本に大別し、時代順に掲載。
図版はすべて部分図で、巻首または巻尾を掲げ、一件で多種、多巻数にわたる作品は代表的な部分を掲載。
多くの作品には、短くまとめた解説付き(作品の特徴、来歴、守屋コレクションなどの情報、注目するべき点ほか)。
収録点数 全247点。写真図版は1点につき複数にわたるものもあり500図を超えます。
各図版の説明は、名称、員数、都道府県、所有者、形状、法量、時代、書写奥書などの有無を記載し、便宜略解説を付記。
日本各地の寺院、神社、博物館から研究機関、企業所蔵品、個人蔵品までを網羅し、単色写真で紹介。
小さいながら非常に数多くの写真図版で構成され、一覧性に富んだ本書は調べ物の手がかりとしても優れており、デジタル情報で見るよりも、書籍であればページをめくるだけで情報を行き来して便利に見比べることができます。
重要文化財・国宝として、博物館や美術館の収蔵品は展示されますが、資料館、寺社や大学所蔵、企業所蔵、個人コレクター所蔵のものなどは特にお目にかかる機会もめったにありません。
本書は古写経、古経、仏教美術、古筆、掛軸、古美術、骨董等愛好家必携・大変貴重な資料本です。
【刊行のことば より】当シリーズ全体の序文
先人の文化遺産を鑑賞することは後世の欣喜すべき権利であり、これを将来に伝えるのは崇高な義務である。
近時世界の文明国は、いずれも自国の文化財保護に力を尽くしている。そのなかで、日本は近代文明と伝統が見事に融合しているといわれているが、まだ文化財の価値の認識が、十分に行き渡っているとはいえないであろう。
だが、文化財保護法は、重要文化財を知ることがわが国の歴史文化の正しい理解に不可欠で、かつ将来の文化向上の基礎だとのべている。
毎日新聞社はこの目標にそい、文化財への認識を深めるため、さきに「国宝」を刊行したが、ついで国指定の重要文化財(国宝を含む)の全容を集大成し、永遠に残したいと念願し、この図録を企画した。
さいわい関係の方々から心からの賛同を得て、多年苦心の結果、ようやく結実した。
一万余件にものぼる国宝、重要文化財の鑑賞に、これで十分であると断言はできないが、限られた条件のもとで最善を尽くし、それなりの成果をあげ得たと、ひそかに自負している。
なお文化財所有の方々から多大のご協力をいただき、また監修の文化庁では、担当官が総力をあげ、図録の分類配列にいたる細かい編集に参加していただいた。
その他関係者のご協力に改めて感謝する。
この図録が専門家、美術愛好家だけでなく、多くの文化遺産に関心を持つ人々の座右のものとなることを願っている。本図録はわれわれの文化遺産への誇りを一層新たなものにしてくれるであろう。
【目次より】
刊行のことば
凡例
原色図版
金字阿弥陀経 輪王寺
紺紙金字華厳経 東大寺
紫紙金字金光明最勝王経巻第二(後宇多天皇宸翰) 北野天満宮
後字多天皇宸翰灌頂私注 大覚寺
般若理趣経(足利尊氏筆) 醍醐寺
紺紙金字般若心経(足利満兼筆) 輪王寺
紺紙金字般若心経(後奈良天皇宸翰) 曼殊院
宋版一切経 のうち蜀版 南禅寺
宋版一切経 のうち東禅寺版 醍醐寺
高麗版一切経 金剛峯寺
概説 仏典Ⅱ 版経 山本信吉
図版
写本
鎌倉時代
南北朝時代
室町時代
桃山・江戸時代
補遺
中国
敦煌経
朝鮮
版本
中国
朝鮮
日本
索引 名称索引
【凡例より】一部紹介
一、書跡・典籍・古文書編は全六巻からなり、国宝、重要文化財指定の書跡・典籍・古文書2173件(昭和五十年現在)のすべてを収録した。
一、全六巻の区分はつぎのとおりである。
第十八巻(書跡・典籍・古文書I)=和書(国史・法制・国文学・音楽・医書等古写本)
第十九巻(書跡・典籍・古文書Ⅱ)=漢籍・洋書(漢籍写本・刊本、キリシタン版等)
第二十巻(書跡・典籍・古文書Ⅲ)=仏典I(日本古写経類一)
第二十一巻(書跡・典籍・古文書Ⅳ)=仏典Ⅱ (日本古写経類Ⅱ、中国・朝鮮古写経類、日本・中国・朝鮮版本類)
第二十二巻(書跡・典籍・古文書Ⅴ)=文書・記録I(公家・武家・社寺文書、書状、日記、記録、縁起類)
第二十三巻(書跡・典籍・古文書Ⅵ)=文書・記録Ⅱ 書跡(絵図、系図類、名家筆跡、日中禅僧墨蹟、法帖、金石文類)
一、この第二十一巻(仏典Ⅱ)は写本・版本を収録した。写本は前巻につづいて鎌倉、南北朝、室町、桃山・江戸時代および中国、朝鮮を収め、鎌倉時代のみ部類別とした。
版本は大別して中国、朝鮮、日本とし大むね時代順に掲載した。一、図版はすべて部分図とし、原則として巻首もしくは巻尾を掲げた。一件で多種、多巻数にわたるものについては代表と思われるものを収録した。
一、各図版の説明は、名称、員数、都道府県、所有者、形状、法量、時代、書写奥書などの有無を記載し、便宜略解説を付記した。形状については巻子装、紙本墨書の表記は省略し、一件で多数巻の法量は原則として図版掲載巻の分を掲げた。名称は略名称を用い、指定名称は第二十三巻(書跡・典籍・古文書Ⅵ)に書跡・典籍・古文書編の索引をかねて記載する。
一、国宝は◎をもって示した。
一、カラー図版はすべて部分図である。
【原色図版 解説文より一部紹介】寸法略
紺紙金字華厳経 八十巻
奈良市雑司町 東大寺
(巻第一)鎌倉時代
紺紙銀泥界線中に金字で書写した八十巻本華厳経で、旧訳六十巻本に対して新訳華厳経と呼ぶ。書風は大らかな和様の楷書で、まま素朴な筆致を示し、鎌倉初期頃の書写と見られる。各巻宝相華唐草文表紙と撥型鍍金幀を付し、見返し絵は頗る変化に富み、釈迦説法図の如き単に経意を描くばかりでなく、軽妙な画風で庶民的な情景や地獄・餓鬼の様相を描いたものもあり、絵画史資料としても注目される。図は巻第七十二の見返し絵で、上部に狩猟、下部に漁撈の様を描き、風俗画的表現として興味深い。
本経の筆者は奥書に「経師法橋良厳調進」(巻第一)、「経師法橋良厳調進之」(巻第八十)などと四十八巻に記され、(中略)天平勝宝四年(七五二)三月の大仏開眼供養に八十巻華厳経を供せられた先蹤に倣ったと考えられる。紺紙金字華厳経八十巻が完存しているのはまことに偉観と見るべきである。(財津永次)
紫紙金字金光明最勝王経巻第一 後宇多天皇宸翰
永仁二年十一月十五日 書写奥書
京都市上京区北野馬喰町 北野天満宮
鎌倉時代
後宇多天皇宸翰の御写経である。後宇多天皇は、亀山天皇の皇子・文永十一年八歳で即位され、在位十四年、弘安十年に譲位して後なお十一年間院政を執られた。この同文永十一年と弘安四年の再度にわたり蒙古・高麗軍の来冦があり、譲位後は皇位継承に関して持明院・大覚寺両統の迭立問題があり、多難であったとうかがわれる。そのかたわら好学の天皇でもあって仏教に心を寄せられた。殊に密教に帰依深く、徳治二年には仁和寺禅助について落飾、金剛性と法名し、宇多天皇の正統を伝受された。天皇は京都の東寺(教王護国寺)の興隆のために田地を寄せられたり、また空海の書風を学ばれた。天皇の書写された聖教は今日も大覚寺に多数蔵せられ、重要文化財となっている。
この写経は奥書から(中略)包表紙に宝永七年(七一〇)古筆了音の極め書きと修覆寄進記がある。なお後宇多天皇宸翰の同経はほかにいま一本が知られている。(大山仁快)
般若理趣経 足利尊氏筆 一巻
京都市伏見区醍醐伽藍町 醍醐寺
折本装 南北朝時代
足利尊氏が弟直義と共に禅僧夢窓疎石に深く帰依していたことはよく知られているが、疎石の外に三宝院賢俊や、天台の恵鎮とも密接な関係をもっていた。殊に賢俊との間柄は深く、尊が九州へ西走した時に、仲介して尊氏に義貞ならびにその与党討伐の光厳上皇院宣を受けさせたのは賢俊であり、尊氏も賢俊に対しては醍醐寺の伽藍の再興を扶けたり、度、祈檮などを命じている。この尊氏との縁によって賢俊の宗教界、政界への活動は活発で、彼は世間から将軍門跡などと称せられたようである。
図版の般若理趣経はこうした両者の関係をよく示したもので、その奥書に(以下略)
宋版一切経(蜀版佛本行集経巻第十九)
京都市左京区南禅寺福地町 南禅寺
折本装 北宋時代
南禅寺の一切経はもと兵庫須磨の禅昌寺(南禅寺末寺)に伝来し、慶長十九年南禅寺に移ったもので、室町時代の初め応
永年間頃に京都天龍寺など各所に伝存していた版本を聚集して一切経としたことが判明している。
したがってその内容は宋版、元版、高麗版など中国、朝鮮で各時代に印刷された版本、あるいは書写本、または天龍寺版などわが国の五山版などを含めていて、いわば各種版経類の宝庫となっているのが特徴である。
ここに掲げた宋版仏本行集経はその南禅寺一切経のうちとして伝来した稀覯の版本で、北宋時代に蜀で印刷された板木で印刷された所訓「蜀版一切経」の遺巻として世界的に著名なものである。(中略)蜀版の遺巻は本経の他に北宋末大観二年(一一〇八)の印造になる十誦尼律巻第四十六(東京・書道博物館蔵)重要文化財があり、わが国に現存する天下唯二の貴書となっているが、南禅寺本はその印刷年代の遡る最古本として特に価値が高い。
ほか
【本文 単色図版 解説文より一部紹介】主要な作品に短評掲載。寸法掲載。
色定法師一筆一切経 4331巻 福岡 興聖寺
(大般若経第1)
自文治3年(1187)至嘉禄3年(1227)書写奥書吉良祐筆
宗像神社の社僧色定法師良祐が自身で全巻を書写した一筆一切経である。父母供養のため文治3年から高禄3年にかけて凡そ42年間をかけて完成したもので、諸国遍歴中も処々において書きつがれた。一筆一切経の現存唯一の遺品として貴重である。宗像神社伝来。
唯識三十頌 1幅 国(京都国立博物館)
文明5年(1473)一条簾良識語 伏見天皇宸翰
伏見天皇が日課に写された唯識三十頌で、現在は2巻分を掛幅装としている。貼付された一条兼良跋によれば、正和3年に春日社に奉納された276書の中なることが知られる。
守屋コレクション
阿弥陀経註 1巻 京都 西本願寺
親鸞筆
浄土教の所依経たる阿弥陀経の本文を書写し、行間、欄外などの余白に善導の「四帖疏」など先学の諸注釈を稠密に書き入れたもので、全文親鸞自筆になる。
ほか
【仏典I 写経 大山仁快 より一部紹介】
【索引より 一部紹介】都道府県、個人名、◎印は国宝。(ここでは省いていますが、本には記載されています)
安食問答 清浄光寺 神奈川
阿毘曇毘婆沙論巻第二十四二十五<高麗版 増上寺一切経のうち>増上寺 東京
阿弥陀経<金字> 輪王寺 栃木
阿弥陀経<紺紙金字 後奈良天皇宸翰> 知恩院 京都
阿弥陀経<紺紙金字 桜町天皇宸翰> 輪王寺 栃木
阿弥陀経<装飾経> 輪王寺 栃木
阿弥陀経残巻<花園天皇宸翰> 長福寺 京都
阿弥陀経註<親鸞筆> 本願寺(西) 京都
一念多念文意<親鸞筆> 本願寺(東) 京都
一切経<足利尊氏願経> 園城寺 滋賀
一切経<元版> 浅草寺 東京
一切経<高麗版> 金剛峯寺 和歌山
一切経<高麗版> 輪王寺 栃木
一切経<色定法師一筆一切経> 興聖寺 福岡
一切経<宋版> 岩屋寺 愛知
一切経<宋版> 喜多院 埼玉
一切経<宋版> 教王護国寺 京都
一切経<宋版> 興福寺 奈良
一切経<宋版> 金剛峯寺 和歌山
一切経<宋版> 醍醐寺 京都
一切経<宋版> 知恩院 京都
一切経<宋版> 長滝寺 岐皐
一切経<宋版> 長谷寺 奈良
一切経<宋版> 唐招提寺 奈良
一切経<宋版元版高麗版> 増上寺 東京
一切経<南禅寺一切経> 南禅寺 京都
円覚経 称名寺 神奈川
圜悟心要上下<宋版> 伊東祐淳 東京
圜悟禅師語録<宋版> 東福寺 京都
奥砂子平口決<後宇多天皇宸翰> 大覚寺 京都
往生瑞応伝 宝寿院 和歌山
開元釈教録巻第一<宋版 金剛峯寺一切経のうち>金剛峯寺 和歌山
瞿頂印明<後宇多天良宸翰> 大覚寺 京都
蠢頂私注上<後字多天皇宸翰> 大覚寺 京都
観心本尊抄<日蓮筆> 法華経寺 千葉
観無最寿経<後柏原天皇宸翰> 専修寺 三重
観無量寿経註<親鷲筆> 本願寺(西) 京都
義楚六帖<朱版> 東福寺 京都
数行信証 本願寺(西) 京都
数行信証<坂東本 親鸞筆> 本願寺(東) 京都
教行信証<高田本> 専修寺 三重
凝然撰述章疏類 東大寺 奈良
御製秘蔵絵巻第五<高麗版 南禅寿一切経のうち>宿禅寺 京都
御製秘蔵詮巻第二十<高麗版 南禅寺一切経のうち>南禅寺 京都
御製仏賦<高麗版 南禅寺一切経のうち>南禅寺 京都
径山仏鑑禅師行状 東福寺 京都
弘決外典抄 称名寺 神奈川
孔雀経単字音義上巻 小川広巳 京都
倶舎論中不染無知断位料簡<高弁筆> 高山寺 京都
華厳経 東大寺 奈良
華厳経<縉紙金字> 東大寺 奈良
華厳経<高山寺尼経> 前田育徳会 東京
華厳経<古華厳経> 高山寺 京都
華厳経<貞元> 高山寺 京都
華厳経巻第一<色定一切経のうち> 典聖寺 福岡
華厳経巻第一<宋版 知恩院一切経のうち> 知恩院 京都
華厳経巻第三十二<宋版 教王護国寺一切経のうち> 教王護国寺 京都
華厳経巻第五十二<元版 増上寺一切経のうち> 増上寺 東京
華厳経音義<新訳> 高山寺 京都
華厳経音義<貞元> 高山寺 京都
華厳経随疏演義抄<高麗版> 東大寺 奈良
華厳孔目章<高弁筆> 高山寺 京都I
華厳孔目章発悟記巻第五<凝然筆> 慈光明院 山形
華厳孔目章発悟記巻第二十一<凝然筆> 京都国立博物館 国
華厳三昧章<宋版> 高山寺 京都
華厳七科章義瓊記巻第三<凝然筆> 京都国立博物館 国
華厳十重唯識璢鑑記を第四<凝然筆> 守屋孝蔵 京都
華厳信種義<高弁筆> 高山寺 京都
華厳伝音義 高山寺 京都
花厳二種生死義<凝然撰述章疏類のうち> 東大寺 奈良
華厳文義記巻第六残巻 京都国立博物館 国
袈裟印 大覚寺 京都
解脱道論を第一<宋版 岩屋寺一切経のうち> 岩屋寺 愛知
解脱道論巻第一<宋版 興福寺一切経のうち> 典福寺 奈良
解脱道論巻第一<宋版 店招提寺一切経のうち> 店招提寺 奈良
玄義釈籖<版本天台三大部のうち> 西来寺 三重
見聞集<親鸞筆> 導修寺 三重
飾可行宴伝<後宇多天皇宸翰灌頂印明のうち>(大覚寺 京都
虚空蔵経 東大寺 奈良
五燈会元<宋版 普門院本>小汀利得 東京
五仏頂三昧陀羅尼経巻第四<高麗版 金剛峯寺一切経のうち>金剛峯寺 和歌山
護摩口決<後宇多天皇宸翰>大覚寺 京都
金界水明加帰命句事<後宇多天皇宸輸灌頂印明のうち>大覚寺 京都
金剛界伝法灌頂作法 大覚寺 京都
金剛記外別解<宋版>高山寺 京都
金剛童子法前田育徳会 東京
金剛般若経<後奈良天皇宸翰> 正受院 京都
金剛般若経<張即之筆> 智積院 京都
金剛般若経<蘭渓道隆筆> 建長寺 神奈川
金剛般若経<蘭渓道隆筆> 竜光院 京都
金剛般若集験記上中下 輪王 栃木 金剛般若集験記上中下<高山寺本> 反町英作 東京
金剛般若経集験記上 天理大学附属天理図書館 奈良
金剛般若波羅蜜経<紺紙金宇 二条良基願経> 興福寺 奈良
金光明最勝王経 米知 熊本
金光明最勝王経巻第一<紫紙金字 後宇多天皇宸翰> 北野天満宮 京都3
金光明最勝王経分別三身品第三残巻<紫紙金字 後宇多天皇 山本清雄 兵庫
金光明文句護国記 高山寺 京都
西方指南抄<親鸞筆> 専修寺 三重
左府抄(さふしょう)興福寺 奈良
山家義苑上下<宋版> 東福寺寺 京都
三帖和讃<親鸞筆> 専修寺 三重
三宝感応録巻上中下<高 前田育徳会 東京
止観弘決<版本天台大三部のうち> 西来寺 三重
持心梵天所問経<商麗版 金剛峯寺一切経のうち>金剛峯寺 和歌山
四座講式 千手院 岡山
地蔵講式 笠置寺 京都
十諌書<宋版> 霊雲院 京都
悉曇印信口決<後宇多天皇宸翰> 大覚 京都
悉曇印信文<後宇多天皇宸翰> 大覚 京都
四分戒本<覚盛筆> 唐招提寺 奈良
四分律巻第四十四<高麗版 一切経のうち> 輪王 栃木
四分律比丘尼抄<宋版> 東福寺 京都
四明十義書<宋版> 東福寺 京都
始聞仏乗義<本阿弥光悦筆> 妙蓮寺 京都
釈迦五百大願経上下 高山寺 京都
釈摩訶衍論 石山寺 滋賀
十誦尼律巻第四十六<宋版 書道博物館 東京
宗性筆聖教類 東大寺 奈良
十地論歓喜地巻三 知恩院 京都
宗派図 東福寺 京都
宗門統要集<宋版> 東福寺 京都
首楞厳経巻第一<宋版 岩屋寺一切経 岩屋寺 愛知
首楞鮟経巻第四<宋版 知思院一切経のうち>知恩院 京都
首楞厳経巻第一<宋版 唐招提寺一切経 > 唐招提寺 奈良
首楞厳経巻第十<宋版 長滝寺一切経 > 長滝寺 岐阜
首楞鮟経義海<宋版> 東福寺 京都
順次往生講式 知恩院 京都
順正理諭巻第一<宋版 金剛峯寺一切経のうち> 金剛峯寺 和歌山
順正理論巻第四十一<宋版 醍醐寺一切経のうち> 醍醐寺 京都
常行堂声明譜 輪王寺 栃木
成実論巻第十二残巻<敦煌経> 小川広巳 京都
韶州苜渓山六 経 大乗寺 石川
浄土三経往生文類<親鷽筆 略本> 本願寺(西) 京都
正法眼蔵<山水経 道元筆> 全久院 愛知
正法眼蔵仏性第三<孤雲懷奘筆> 永平寺
勝鬘経 東京国立博物館 国
成唯識論述記<和版> 法隆寺 奈良
成唯識論述記<和版> 輪王寺 栃木
成唯識論述記巻第九本 > 坂口茂 三重
初学記<元版 浅草寺一切経のうち> 浅草寺 東京
諸経要集巻第十一<宋版 知恩院一切経のうち>知恩院 京都
神会語録残巻<敦煌経> 浜田徳昭 東京
心経并尊勝陀羅尼 > 東京国立博物館 国
神護寺如法執行問答< > 田中穣 東京
新編仏法大明録 松ヶ岡文庫 神奈川
説一切有部倶舎論巻第三<宋版 喜多院一切経のうち>喜多院 埼玉
説一切有部識身足論巻第五<宋版 増上寺一切経のうち>増上寺 東京
絶観論<敦煌経> 浜田徳昭 東京
雪峯東山空 集 竜蔵寺 山口
撰集百緑経巻第五<宋版 増上寺一切経のうち> 増上寺 東京
先聖先賢聖道一轍 下 正伝寺 京都
選択集 廬山寺 京都
雑阿含経巻第四<高麗版 増上寺一切経 > 増上寺 東京
増壱阿含経巻第十一<宋版 醍醐寺一切経 > 醍醐寺 京都
僧史略<宋版> 宝生院 愛知
雑譬喩経巻上<宋版 醍醐寺一切経 > 醍醐寺 京都
尊号真像銘文<親鸞筆 広本> 専修寺 三重
尊号真像銘文<親鸞筆 略本> 法雲寺 福井
尊勝陀羅尼梵字経 仁和寺 京都
大慧普覚禅師普説<宋版 醍醐寺一切経のうち> 醍醐寺 京都
大灌頂光明真言<紺紙金字 光格天皇宸翰>青蓮院 京都
大光義品第←残闕<敦煌経> 京都国立博物館 国
大薩遮尼乾子受記経巻第十<元版 増上寺一切経のうち>増上寺 東京
台宗十類因革論<宋版> 東福寺 京都
大宗派図 東福寺 京都
大乗縁生論<高麗版 金剛峯寺一切経のうち>金剛峯寺 和歌山
太上業報因縁経<敦煌経> 京都国立博物館 国
大乗百法明門論<覚盛筆> 唐招提寺 奈良
大乗法界無差別論疏<高弁筆> 根津美術館 東京
大乗宝要義論巻第十<元版 喜多院一切経のうち>喜多院 埼玉
大川普済語録抄 電光院 京都
大智度論巻第二<色定一切経のうち> 興聖寺 福岡
大智度論巻第九十一<宋版 醍醐寺一切経のうち> 醍醐寺 京都
大唐西域記巻第十一 第十二 醍醐寺 京都
大唐天竺里程書<高弁筆> 高山寺 京都
大般涅槃経 金剛寺 大阪
大般涅槃経第十六残巻<敦煌経> 鈴木武代 東京
大般涅槃経巻第三十一<宋版 教王護国寺一切経のうち>教王護国寺 京都1
大般涅槃経巻第四十<色定一切経のうち> 興聖寺 福岡
大般涅槃経断簡<梵本> 宝寿院 和歌山
大般涅槃経要文<親鸞筆> 専修寺 三重
大般若経法善寺 山梨
大般若経<高麗版>安国寺 長崎
大般若経<慶弁一筆経>高麗神社 埼玉
大般若経<謝復生一筆経>正法寺 広島
大般若経<宋版>教王護国寺 京都
大般若経巻第一<宋版 教王護岡寺一切経のうち>教王護国寺 京都
大般若経巻第一<宋版 長滝寺一切鰹のうち>長滝寺 岐阜
大般若経巻第十<色定一切経のうち>興聖寺 福岡
大般若経巻第八十四<宋版 長谷寺一切経のうち>長谷寺 奈良
大般若経巻第二百四十一<宋版 唐招提寺一切経のうち>唐招提寺 奈良
大毘婆娑諭巻第百七十九<宋版 知恩院一切経のうち>知恩院 京都
大毘盧遮那経巻第一<宋版 醍醐寺一切経のうち> 醍醐寺 京都
大仏頂陀羅尼 教王護国寺 京都
大法炬陀羅尼経要文集<高弁筆> 高山寺 京都
大宝積経巻第百八〈宋版 興福寺一切経のうち> 興福寺 奈良
大楼炭経巻第三 知恩院 京都
探玄記洞幽砂巻第四十八<擬然撰述章疏順のうち>東大寺 奈良
探玄洞幽記巻第八十七<擬然撰述章疏類のうち>東大寺 奈良
多羅葉記 醍醐寺 京都
中陰経巻上<宋版 知恩院一切経のうち>知恩院 京都
注法華経<日蓮自注> 妙法華寺 静岡
註法華経信解品 大東急記念文庫 東京
天台三大部<和版> 西来寺 三重
天台山記 国立国会図書館 国
伝法灌頂作法<後宇多天皇宸翰> 大覚寺 京都
伝法灌頂初後夜供養法次第<後宇多天皇宸翰> 大覚寺 京都
東寺天台大血脈図 東福寺 京都
当殿下千日御講願文<宗徃筆聖教類のうち> 東大寺 奈良
土沙勧信記並別記<高弁筆> 大東急記念文庫 東京
内典随函音疏 京都国立博物館 国
入解脱門義上下<高弁筆> 高山寺 京都
如説修行抄<本阿弥光悦筆> 本法寺 京都
如来寿量品偈<花園天皇宸翰> 長福寺 京都
仁王般若経巻下<宋版 金剛峯寺一切経のうち>金剛峯寺 和歌山
般若騒理趣品<藤原良経筆> 仁和寺 京都
般若心経<覚盛筆>唐招提寺 奈良
般若心経<光戴院宸翰>松平頼明 東京
般若心経<紺紙金字 足利満兼筆> 輪王寺 栃木
般若心経<後桜町天皇宸翰>池島総一郎 東京
般若心経<紺紙金字 後奈良天皇宸翰>醍醐寺 京都
般若心経<紺紙金字 後奈良天皇宸翰(安房国)>曼殊院 京都
般若心経<紺紙金字 後奈良天皇宸翰(伊豆国)>伊豆山神社 郎岡
般若心経〈紺紙金字 後奈良天皇宸翰(越後国)>上杉神社 山形
般若心経<紺紙金字 後奈良院宸翰(甲斐国)>浅間神社 山梨
般若心経<紺紙金字 後奈良天皇宸翰(周防国)>国分寺 山口(防府市)
般若心経<後奈良天皇宸翰(参河国)> 西尾市 愛知般若心経<紺紙金字 後奈良天良宸翰(肥後国)> 西巌殿寺 熊本
般若心経<紺紙金字 霊元天皇宸翰> 金剛峯寺 和歌山
般若心経<淡紫紙金字 桜町天皇宸翰> 仁和寺 京都
般若心経<二条持基筆> 西福寺 福井
般若理趣経<足利尊氏筆> 醍醐寺 京都
百法顕幽抄巻第 ̄末<朱点本> 東大寺 奈良
普勧坐禅礇<道元筆> 永平寺 福井
不空羂索神咒心経<紺紙金字> 東京岡立博物館 国
無準行状記 東福寺 京都
仏果碧巌破関撃節上下<一夜碧巌集> 大乗寺 石川
仏鑑禅師語録<宋版> 東福寺 京都
仏祖宗派総図<宋版> 東福寺 京郁
仏法大明録<宋版> 霊雲院 京郁
仏法大明録 松田福一郎 神奈川
仏本行集羅巻第十六<高麗版 附禅寺一切経のうち>南禅寺 京都
仏本行集経巻第十九<宋版 南禅寺一切経のうち> 南禅寺 京都
仏本行集経巻第六十<元版 浅草寺一切経のうち>浅草寺 東京
附法伝残巻<敦煌経> 法隆寺 奈良
別異弘願性戒抄 耕三寺 広島
法苑珠林巻第二<宋版 金剛峯寺一切経のうち> 金剛峯寺 和歌山
宝篋印陀羅尼経<伏見天皇宸翰> 久保惣太郎 大阪
宝篋印陀羅尼経<覚盛筆> 唐招提寺 奈良
宝篋印陀羅尼経<後亀山天皇宸翰> 松尾寺 大阪
宝慶記<懐奘筆> 全久院 愛知
放光般若経<宋版 知恩院一切経のうち>知恩院 京都
宝積経要品<足利尊氏 同直義 夢窓疎石合筆> 前田育徳会 東京
宝珠抄<後宇多天皇宸翰> 大覚寺 京都
法勝寺御八講疑問論義抄<宗徃筆聖教類のうち> 東大寺 奈良
法蔵和尚伝<宋版> 高山寺 京都
法華経 泉涌寺 雲竜院 京都
法華経<覚盛筆> 唐招提寺 奈良
法華経<仮名> 鶚向寺 栃木
法華経<寛性親王御消息黼摺> 本禅寺 京都
法華経<高山寺恵琳筆> 滝島総一郎 東京
法華経<近衛家熈筆> 大徳寺 京都
法華経<細字> 東京国立博物館 国
法華経<細字 日野資朝筆> 妙宜寺 新潟
法華経<細字> 塵地蒔絵経箱 四天王寺 大阪
法華経<常子内親王筆> 大徳寺 京都
法華経<常子内親王筆> 本鬥寺 静岡(富士郡)
法華経<東大寺新禅院地蔵菩薩像内奉納法華経>京都国立博物館 国
法華経<伏見天皇宸翰> 妙蓮寺 京都
法華経巻第二<和版> 神谷正太郎 東京
法華経巻第二残巻<藤原宜房筆> 天授院 京都
法華経巻第二 第四<金字> 大震院 鳥取
法華経巻第三<仮名> 矢代仁兵衛 京都
法華経巻第六<藤原宜房筆> 藤田美術館 大阪
法華経巻第六残巻<敦煌経> 小川広巳 京都
法華経巻第七<宋版 長滝寺一切経のうち> 長滝寺 岐阜
法華経巻第八残巻<藤原宜房筆> 前田育徳会 東京
法華経一品経 阿弥陀経 般若心経 慈光寺 埼玉
法華経一品経 阿弥陀経 般若心経<長谷寺装飾経> 長谷寺 奈良
法華経奥書 湊川神社 兵庫
法華経陀羅尼品<藤原宣房筆> 天球院 京都
法華経分別功徳品 宝厳寺 滋賀
菩薩処胎経 知恩院 京都
菩薩蔵経巻第一残巻<敦煌経> 書道博物館 東京
菩薩本行経巻上<高麗版 金剛峯寺一切経のうち>金剛峯寺 和歌山
菩薩瓔珞本業経巻下残巻<敦煌経> 小川広巳 京都
法句譬喩経巻第二<宋版 知恩院一切経のうち>知恩院 京都
法句譬喩経巻第三残巻<敦煌経> 書道博物館 東京
法華玄義<版本天台三大部のうち> 西来寺 三重
法華玄義巻第二 第八<草書> 仁和寺 京都
法華疏記<版本天台三大部のうち> 西来寺 三重
法華題目抄<本阿弥光悦筆> 本法寺 京都
法華文句<版本天台三大部のうち> 西来寺 三重
梵網経<覚盛筆> 唐招提寺 奈良
梵網経<懐良親王筆> 東妙寺 佐賀
摩訶止観<版本天台三大部のうち> 西来寺 三重
摩訶僧祇律巻第十四<宋版 醍醐寺一切経のうち> 醍醐寺 京都
摩訶般若波羅蜜経巻第十四残巻<敦煌経> 書道博物館 東京
明本抄 興福寺 奈良
弥勒講式 笠置寺 京都
弥勒如来感応抄<宗性筆聖教のうち>東大寺 奈良
無常講式 仁和寺 京都
冥報記 高山寺 京都
冥報記上中下 前田育徳会 東京
文殊師利問菩提経<紺紙銀字>小川広巳 京都
文殊八字法 広田謙三 東京
薬師経<紺紙金字 光格天皇宸翰 済仁親王御復継>仁和寺 京都
唯識義私記 安藤柳司 岐阜
唯識三十頌<覚盛筆> 唐招提寺 奈良
唯識三十頌<伏見天皇宸翰>
京都国立博物館 国
唯識三十頌<伏見天皇宸翰> 極楽寺 和歌山
唯信抄<親鸞筆> 専修寺 三重
唯信抄<親鸞筆> 本願寺(西)
唯信抄文意<親鸞筆> 専修寺 三重
唯信抄文意<親鸞筆> 耶修寺 三重
瑜伽師地論巻第一<色定一切経のうち> 興聖寺 福岡
瑜伽師地論巻第九十<色定一切経のうち> 興聖寺 福岡
羅漢供養講式稿本断簡<道元筆>大乗寺 石川
羅漢供養式稿本残巻<道元筆> 全久院 愛知
律序巻第上残巻<敦煌経> 小川広巳 京都
立正安国論<日蓮筆> 法華経寺 千葉
立正安国論<本阿弥光悦筆> 妙理寺 京都
両界許可作法<後宇多天皇宸輸灌頂印明のうち> 大覚寺 京都
楞伽経<宋版> 東福寺 京都
楞伽経巻第四<宋版 教王護国寺一切経のうち>教王護国寺 京都
楞伽通義<宋版> 東福寺 京都
歴代法宝記残巻<敦煌経> 浜田徳昭 東京
六時居讃 清浄光寺 神奈川
六字名号<後桜町天皇宸翰> 滝島総一郎 東京
六祖恵能伝 延暦寺 滋賀
(誤字脱字ご容赦ください)
【編集委員】
文化庁長官 安嶋 彌
同 次長 内山 正
同 文化財保護部長 吉久 勝美
同 文化財鑑査官 坪井 清足
同 美術工芸課長 濱田 隆
同 建造物課長 伊藤 延男
同 主任文化財調査官 財津 永次
同 同 橋本 文雄
同 同 元田長次郎
同 同 佐藤 登
東京国立博物館長 稲田 清助
同 学芸部長 藤田 国雄
京都国立博物館長 松下 隆章
同 学芸課長 景山 春樹
奈良国立博物館長 倉田 文作
同 学芸課長 岡崎 譲治
東京国立文化財研究所長 関野 克
同 美術部長 岡 畏三郎
奈良国立文化財研究所長 小川 修三
文化財保護審議会委員 田中 義男
同 田中 一松
同 井上 靖
同 坂本 太郎
同 谷口 吉郎
同 第一専門調査会長 田澤 坦
同 第二専門調査会長 藤島亥治郎
【本巻編集・解説担当】
財津 永次
文化庁文化財調査官 山本 信吉
同 大山 仁快
文化庁文部技官 湯山 賢一
★状態★
1977年のとても古い本です。
函は強めの背ヤケ、経年並ヤケしみ、黒ずみ等あります。
布張り上製本の外観は通常保管によるスレ程度、目立った書込み・線引無し、
問題なくお読みいただけると思います。(見落としはご容赦ください)