古いものですが、致命的な傷みはございません。
寸法は、口外径3.5cm×高さ32×胴径11cmです。
佐賀県武雄市の黒牟田窯 初代丸田宣政の作品です。
当代は、長男延親が継いでおり、黒牟田焼最後の一軒となっており、非常に"希少な"焼き物です。
数種類の釉薬を厚く流し重ねた、「流し掛け」技法で作られており、画像で見る以上に現物は重厚感のある神秘的な雰囲気を持っております。
詳細は、画像でご確認ください。
※おてがる配送ゆうパック100サイズでの発送を予定しております。
黒牟田焼について
現在は佐賀県武雄市武内町で作陶されています。
黒牟田焼は約430年前に朝鮮陶工と共に帰化した群団陶工の開窯により、窯の炎を絶やすことなく焼成させてきており、
黒釉薬、緑釉薬の味わいと大胆な刷毛目の流線は、黒牟田焼の個性美をあらわしております。
当時は40軒あったといわれる黒牟田焼ですが、現在では一軒となり、黒牟田焼・丸田宣政窯は長男延親により かつての伝統を守りながら、新しい時代の民芸陶器と芸術作品の生産に立ち上がり
日々陶品作りに励んでおられます。非常に希少な、そして貴重な焼き物です。
【作者】初代 丸田宣政
武雄古唐津系・黒牟田焼の窯元に生まれ父親の下で家業に従事。
1961年に独立。
当時、税金を払えず家財差し押さえの紙を貼られるほど、貧窮に耐える生活を送っていた。
その為、公募展には一切出品せず『焼き物は生活の為に使えるもの』をモットーに
親しみやすく素朴、使いやすい焼き物を追求した。
武雄古唐津焼協同組合の初代理事長を15年務め、若手育成に力を尽くした。
昭和37年以降は各地で個展開催し、絶賛好評を得る。
平成14年佐賀県功労者表彰。
平成26年85歳永眠。
〜黒牟田窯ホームページより引用させていただきました。〜