(カバー無)「夜明けへの道」岡本文良作 主人公 アンベードカル博士と佐々井秀嶺氏 / 菩薩道 カースト 原始仏教 読書感想文課題図書 收藏
雅虎拍卖号:f1123065975
开始时间:11/23/2024 21:36:32
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结束时间:11/30/2024 21:36:32
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第40回青少年読書感想文全国コンクール課題図書。写真通りカバーはありません。 本書の主人公であるビーム・アンベードカルと佐々井秀嶺、どちらも日本人にはあまり馴染みがありません。 アンベードカルはインドを再び仏教国へと復興させた功労者、佐々井秀嶺氏は日本人でありながらインドで仏教寺院を建立した人物です。 インドには古くからカースト制度という身分制度が存在して、カーストからはみ出した最下層をアウトカーストと呼び、日本ではかつての穢多非人の様な存在で、生まれながらその身分は固定されていました。アンベードカルはアウトカーストであるマハール族出身者で、自分の生きている内にその身分制度をなくしたいと考えていました。そのために猛勉強し、カースト制度はヒンズー教のバイブル「マヌ法典」に由来し、最終的にはヒンズー教から仏教へと宗旨替えすることでしか達成できないという結論に達します。その闘争過程では、あのガンジーとも対立しています。ガンジーは英国からの独立をアウトカーストをそのまま残す現状維持派でした。さらに、インド国民の聖人であり英雄でもあるガンジーだからこそ可能だった断食作戦は、問題の本質を変えないまま相手からの譲歩を引き出す解決法だったため、中途半端に未解決の問題が残っていたのも事実です。 ところで仏教の祖、釈迦が生まれたインドは、長い年月でヒンズー教徒の国となり(1951年時点では、その内10%がイスラム教徒で仏教徒は0.05%以下)、特にヒンズー教、イスラム教など排他的な宗教間の対立から多くの死者を出しています。ちなみに、アンベードカルが仏教に改宗した1961年でも仏教徒はインド人口の0.74%にしか過ぎません。さらに残念ながら、現代に至るその後も仏教徒の人口割合が1%を超えることがないのは、仏教徒になろうとすインセンティブが働くのは元アウトカースト達だけという厳しい現実もあるようです。 とはいえ一人のインド人が、アウトカーストという差別に真っ向から立ち向かい、新仏教を復興させた偉業はやはり素晴らしいと言わざるをえません。 「夜明けへの道」 岡本 文良 定価: ¥ 1300
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