ギター用のヴィンテージ線材にも色々ありますが、この GAVITT は、その根幹・王道の線材と言えます。今回の白黒縞 皮膜のものは、ギターやPUの種類を選ばず非常に万能でありますが、あえて私が言うならFENDER系 特にストラト系には抜群の演出をもたらします。ハムバッカーでも音はくっきり太くなりモケ感も減少しますが、どちらかというとFENDER系に軍配か！？年代的には、1950年代から60年代のものかと思われます。

ストラト/60年代ハカランダネックでは、明るい中高域、反応速度が速くなります。アタック感が出て来ている感触です。しかも嫌みな無駄に擦れるようなピックノイズも軽減。伸びやかです。減衰時の音離れも繊細かつボケません。温度感も高いところが大きな魅力です。シングルコイルの感度と枯れた部分をうまく引き出してくれています。

1970年製ギブソンSG STANDARDでは、ツブ立ちがかなりくっきりし、やはりATTACKに変化があります。「ガツン」と力強い印象です。マホガニーボディーの音は、とてもエネルギーに満ちています。中低域が太くタイトな方向にシフトします。

意外なことを発見しました。所有のShow Badの古い Pedal Steel Guitar にとても効果的です。実体感（存在感）があり、メローで滑らかな空間の広がりを感じます。克明とも言えます。ミッド・ハイのレンジが実に美しく、フェンダー系銀パネアンプのリバーブのノリが とても良くなりました。

接続ケーブルのワイヤー材としてもお勧めいたします。

ギター内部のワイヤー材は勿論のこと、自作のギター用ケーブルに是非お試しください。例として、当方の出品中の #114、#116、#117 などのハンダと組み合わせると その効果は さらに期待が持てることでしょう。まさに王道のギターワイヤーです。一度は使ってみてください。 また、GAVITTシリーズは、そうは間単に見つかる物ではありません。 この GAVITT は、強いアイテムです。良い味とバランスが特徴です！！是非！！

残りあと僅かです。お早めにご注文ください、