Krausが2021年にオリジナルリリースしたアルバム『View No Country』が世界初のレコード化!
Krausはたった一人でギターを使わず、様々な音を重ねた形で轟音シューゲイザーを鳴らすアーティストとして2018年にリリースした『Path』という作品で注目を集めた。 本作『View No Country』でもMy Bloody Valentineをはじめとしたシューゲイズのレジェンドたちを彷彿させる轟音から、少しドリームな風味な楽曲までを散りばめ、時にはパンキッシュな要素までを取り入れたシューゲイズ・ファンにはたまらない作品に仕上がっている。 過去にはPitchforkで「Kraus Makes Noise Rock for Anxious People」という特集記事が組まれたが、まさに部屋の隅で寄り添ってくれるようなウィスパーヴォイスが轟音の中からヒカリのように差し込んでくる。 今でこそWispやAsian Glow、flyingfishなど様々なタイプのソロシューゲイズ・アーティストが活躍しているが、はじまりはWill Krausが一人でギターを持たずに轟音を鳴らそうと、家を飛び出したところからだ。