アクセス頂きましてありがとうございます。
やむなく当方の貨車コレクションを整理したいと思います。
貨車というものは機関車や電車、気動車に比べると脇役的な存在になりますが、
なかなか奥が深く、貨車マニアになってしまうと市販の製品では満足が出来ません。
そのため、多くは改造が可能な『バラキット』という形で製品化されており、
個々の特徴をユーザー自らが反映させて完成させる・・・・という感じです。
当方の様に手先が器用ではない場合は、指をくわえて他人様のコレクションを眺めるか、
代金を支払って組んでもらうか、『モア』や『ワム』等の高級メーカー品を購入するかです。
此方のコレクションは、『主役』としての貨車になります。
ただ、実車レポートが必要な特定番機の製造ではなく、
ある程度目の肥えたユーザーでも満足できるよう、メーカー完成品よりグレードを上げて作られています。
貨車は安いと勘違いする方がいらっしゃいますが、キット価格でいえば気動車も電車も客車も貨車も大差ありません。
むしろ、複雑な形状の貨車のほうが高いくらいです。
そして、組立は気動車・電車が楽で、次いで客車、一番難しいのが貨車です。
従って、『ワム』等のメーカー製貨車が高価なのは当然のことです。
昔、エンドウのブリキ貨車が値段の割に出来が良く、そのイメージで貨車は安いと思いこまれている方が多数なのではないかと思います。
こちらはエンドウのレサ10000をベースにレサ5000に改造した車両です。
当方はレサ5000の編成については知らないので、同じ車体と考え方を持つ
レサ10000の編成をご覧になった方は解ると思うのですが、EF66が本気で牽引した高速貨車です。
機関車は爆音、あとに続く貨車のジョイント音は重く深く振動を伴う、大迫力です。
実車の話ですが、レサは保温材の関係で自重が25トンもあるんです。
荷重が25トンなので合計50トンになります。
この辺はコキ100系等のフル積載状態と同じなのですが、恐ろしのが車長、13.7mなのでコキ車の7割程度の長さです。
従って、面積重量で考えるとコキ車の1.4倍程になり迫力が全く違います。
コキ車はすべてのコンテナが重たいというわけではないので、機関車には余力がある用に感じます。
実際EF210はEF66より出力が小さいです。
そんな、EF66が本気で牽引したレサ10000、やはりジョイント音を楽しみたいのでウェイトを補充しています。
プラ製だとウェイトを補充したら車体が曲がるという弊害がありますが、ブラス製の車両では関係ありません。
こういう少し拘った車両をベースに台車を交換しレサ5000に仕立て上げました。
模型なので、台車は流用してもそれほど変わらないと思いますが、そこはこだわるポイントではないかと思います。
いうと簡単な改造ですが、恐ろしいほど時間がかかります。
長期間保管の車両になります。
商品状態は「商品状態の目安」を参考にしております。
特製品の場合、メーカー以外が販売目的で手を加えた車両になり、そういう仕様の品なのでその状態を「新品」と置き換えて考えます。
トラブル防止のため、必ず写真で判断願います。
当方の思い込みにより商品説明が間違っている場合も考えられますが、現物優先とさせていただきます。
上記の理由により、JUNK品として出品いたします。
JUNK品の為、返品、交換、クレームはお受けできません。
製造より年月が経過していますので、動作確認済みの品でも動作保証はありません。