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★商品説明★ | 山田正紀著 「ブラックスワン」 ハルキ文庫 」 1999年 3月 文庫初版 定価 720円+税 287頁 |
★著者略歴★ | 1950年、愛知県名古屋市生れ。明治大学政経学部卒。1974年「神狩り」でデビュー、同作で星雲賞。1982年「最後の敵」で第3回日本SF大賞。2002年「ミステリ・オペラ」で第55回日本推理作家協会賞、第2回本格ミステリ大賞。 |
★作品内容★ | 著者が初めて書いた本格ミステリー。解説は折原一が書いているが、1985年当時、折原は編集者として、売れっ子のSF小説家山田について、新幹線に乗り、そこで時刻表トリックを使った推理小説の話などしていたという。翌年、折原は”七つの棺”で作家デビュー。その翌年この作品が出版されたという。今では叙述トリックの隊かと知られる折原が、叙述トリックの傑作として絶賛。 最初二つの断章が提示される。あるテニスクラブで起こった女性焼死事件。そして、時刻表を使ったアリバイ。それが物語の発端なのだが、桑野は、17年前に失踪した女性(二十歳の女子大生)の母親に、彼女の友人たちの手記による文集の自費出版を依頼される。桑野は新聞社をやめ、自費出版の出版などを手掛けていたのだが、17年前に失踪した亜矢子は妻の友達でもありその関係で引き受けた。最後の数日、白鳥の飛来で有名な瓢湖に妻たち7人の若者が訪れそれが亜矢子が目撃された最後となっていた。彼らの手記を求めて、話を聞く桑野。また、不可解なテニスクラブの焼死事件、被害者は17年前に失踪したと思われる亜矢子だった。その二つの話が同時進行するのだが、読んでいるうちに、自費出版の話は焼死事件の前で、そこから焼死事件の現在に繋がっていくのだが、手記の方は17年前の事件に繋がってゆく。バレエ”白鳥の湖”を背景に、17年前に7人の若い青年たちは何を思っていたのか。白鳥とブラックスワン、二人のヒロインの関係は。 普通なら、物語は現在の事件で決着するのだが、ここでは時間は現代の時間に近づくが、物語の決着は17年前の過去に。手記と刑事と桑野の語りが錯綜して、不思議な世界を作り上げる。 |
状 態 |
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★発送方法★ | クリックポストを、予定していますが、複数落札していただければ、まとめて発送します。 多数まとめて送る場合は、なるべく料金の安いものを選択します。希望の発送方法がありましたら、ご連絡ください。 |
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★出品者から★ | 他にも多数出品しています。ぜひそちらも見てください。 個人の蔵書なので、すべて一読はしています。内容等でご質問がある場合も受け付けます。 また、出品希望の本などがあれば優先的に出しますので連絡してください。 |
参考・宅配料金(本の宅配に必要そうな部分などだけ取り上げました。変更の場合があります。) |
宅配名 | 条件・サイズ | 料金 | 注意点 |
クリックポスト(JP) | 厚さ3センチ。厚さを超えなければ割安。 | A4サイズまで、一律185円。同サイズ文庫4冊まで同梱可。 | 補償無し。 |
レターパック・プラス | 全国一律520円。 | 専用パッケージに入ればOK。厚みのある物や同梱に便利。 | 4㎏まで。補償無し。 |
ゆうパックなど宅配便 | 従量制、配達地によって料金が変わる。 | 大体870円~と見ていい。 | まとめて送るのには割安。配達時間指定あり。 |
出价者 | 信用 | 价格 | 时间 |
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