この度はご閲覧いただきまして、ありがとうございます。送料込みの設定とさせていただきます。
状態…昭和47年6月初版。カバー上部にシワ。本体が茶褐色に変色しつつあります。
紹介…「坂の上の雲」は1968~1972年に産経新聞夕刊に連載され、本出品作はその初単行本の初版です。
「黄色い煙突」から「会戦」までの章が収められており、丁度バルチック艦隊の東進から奉天会戦あたりまでを、明石元二郎の工作活動を挟んで描いています。
ミニマムには乃木愚将論、マキシムには明治維新・明治日本礼賛の大河小説としてロングセラーを続けている「坂の上の雲」。
出品者も最初に読んだときは壮大なスケールに圧倒されましたが、今では、その歴史観が正しいのかどうか、疑問に感じています(少なくとも乃木愚将論には事実誤認があります)。
司馬遼太郎自身も内容が内容だけに、映像化されるとしたら細心の注意を払ってほしい…と遺言していたといわれます。
最も数年前のNHKのドラマは、ただ史実の名場面を機械的に映像化していただけで、旅順攻略にしても、「二百三高地」といった往年の名作に比べるべくもなく、何にも伝わってはきませんでした。
…と、ちょっとディスることを書いてしまいましたが、これ、個人の感想です(予防線…)。
ですから「政治的なことを書いている」なんて勘違いしないでくださいね。近頃、やたらと噛みつく人が…おっと、これ以上書いたらヤバイか。
「坂の上の雲」自体の作品価値が高いことに変わりなく、その初刊本として、それなりに価値のある出品であると考えています。
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