収録内容
【豪華特典付】
『昭和15年版偽物防止 東西浪界写真名鑑』
ディスク 1
国定忠治 忠治唐丸駕篭破り 前後編
猛虎一声 吼え来る 狩人これを 撃たんとする あまた獣の
40:46
名代の上州高崎の城下はずれへやってきた国定忠治。
唐丸駕篭で罪人が護送されていくところに居合わせた。
仲間がお手当てになったのか、それとも盗人かと、その罪人の顔を見た忠治が驚いた。
忠治が幼い馬子の時にお世話になった大恩人大天狗覚太郎であった。
忠治は恩人を救おうと、唐丸駕篭破りを画策し、実行する。
ディスク 2
国定忠治 火の車お萬 前後編
雪催い 赤城颪の 乾風 ここは上州 真庭の宿 初春祝う 門松の
38:45
江戸時代後期の侠客国定忠治はある初春のこと、商人姿に身を窶し、国定村を出て真庭の宿場へと来た。
髪結床でヒゲを剃ってもらっていると、色気のある女が入ってきて、
「やくざ抜きで堅気の旦那方が集まって、恐ろしい、いいのが出来る」と髪結床の亭主に伝えていった。
この女こそ真庭村の貸元、火の車お萬だと知らされた忠治は、先ほどの言葉が博奕を
意味すると察し、質屋の番頭と偽って、お萬の賭場へともぐりこむ。
大金を賭けて三回勝負したが、立て続けに負ける。
いかさま博奕らしいと見抜き、「俺が忠治だ」と正体を明かすと、この声を聞いてお萬が姿を現した。
お萬と忠治の馴れ初めの一席。
ディスク 3
国定忠治 赤城の血煙り 前後編
時は天保 八年の 月は四月の 半ば頃 桜の花も 散り果てて
39:25
国定忠治の子分になりたいと願う羽黒山の破戒僧、清水の頑鉄が赤城山のふもとの茶屋に立ち寄った。
その日は忠治一家と島村伊三郎一家のけんかがある日だった。
茶屋の女中は「去年の 飢饉ききんの際に民百姓を救ってくれた忠治に勝たせたいが、
伊三郎一家は三百人、忠治一家は百人ほどなので勝ち目がない。
特に今しがた茶屋に寄った国蔵、幸吉たち六人は伊三郎一家でめっぽう強い」と語った。
そこで頑鉄はこの六人を斬り倒し、忠治一家に助成するため赤城の山に入った。
忠治の女房のお萬が地面をはう木に足をとられて島村一家の用心棒、熊川大五郎に殺されたのを見て、
「我こそは国定忠治の四天王の一人なり」と勝手な名乗りをあげ、大五郎に立ち向かう。
ディスク 4
国定忠治 山形屋乗り込み 前後編
秋更けて 山はいつしか雪化粧 しぐれしぐれに 紅葉は染まる
31:42
表向きは十手取り縄を扱う、目明しの山形屋籐造だが、裏ではあこぎな人身売買を商い、貧しい人たちを苦しめている。
忠治は100両の金と娘・お光を人質に取られた百姓の嘉右衛門を助けるため、忠兵衛と偽名を使って山形屋の店先に乗り込んでいく。
ディスク 5
国定忠治 名月赤城山 前後編
天昏く 嵐は荒ぶ上州路 田畑は流れ 荒れ果てて ただ一粒の麦もなく
41:25
赤城山へ逃亡し、身を隠していた忠治。自分が御用になったのは、子分の浅太郎の伯父である
勘助がお上に通報したからと思い、裏切った勘介を甥である浅太郎に斬るように命じる。
親分、忠治にそう命じられた浅太郎は勘介の話を聞かぬまま、勘介を斬ってしまう。忌の際で勘介が浅太郎に。
ディスク 6
大瀬半五郎 (一)お染仇姿 (二)紋兵衛茶屋の出合い雲によし 月にまたよし 花によし 月の風情の 武蔵の国
52:27
千住の草加に三十三ヶ村、子分が5~600人もいるという藺草の菊蔵という貸元がいた。
長い旅から千住に戻った菊蔵は愛人のお染から父親が急病でお金が必要になり、菊蔵に5両を恵んでほしいと願い出る。
親の事だからと菊蔵は13両の金をお染に渡した。
その世更けに急用があると、子分の源松が菊蔵のもとへやって来た。
源松はお染に渡した13両は親のためではなく、菊蔵が可愛がって子分にしようとしていた
大瀬村の半五郎の兄の又五郎に金を渡すために菊蔵を騙したと、注進する。
ディスク 7
大瀬半五郎 (三)恨みの白刃 (四)又五郎の牢死
夕空を 兄を慕うか 弟を呼ぶか 啼きつつわたる二つの雁
52:05
千住の大瀬村に住む半五郎とその兄の又五郎。二人は早くに両親を亡くし、
菊蔵の賭場に出入りし、菊蔵から近く盃をやろうと可愛がられていた。
菊蔵の愛人であるお染と又五郎の仲を知った菊蔵は又五郎を呼び出し、持っていた煙管で又五郎の眉間を割った。
頭にきた又五郎は腕が覚えがあり、反撃しようとするが、堅気の場所で迷惑が掛かると、その場は我慢をして家に帰った。
眉間の傷を見た弟の半五郎はこのまま黙っていられないと、兄弟で菊蔵を亡き者にしようと画策し、暗殺を実行するが。
ディスク 8
大瀬半五郎 (五)草加の夜嵐 (六)地蔵の首供養
小夜あらし 三味や太鼓の 音絶えて 更けて寂しい 草加の宿
51:31
兄の又五郎が殺されたと、懇意にしている貸元から聞いた半五郎。
お染が又五郎を裏切り、新しい愛人の十手持ちの上総屋五蔵に又五郎を召捕るように画策。
上総屋五蔵に捕らえられた又五郎は牢で死亡する。
兄の仇を討つために、半五郎はお染と上総屋の命を狙う。
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