自宅保管の品です。大変美品ですが古いものですので、表紙や帯など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
究極の人間関係力――「角栄語録」の奥義
小林 吉弥( 著 )
ビジネス社会の世渡りのための角栄ノート!高度成長時代からバブル期を経てIT時代のいまこそ、希代の天才「人間学博士」の“生きる知恵”に学ぶ。すべてのビジネスマンにおくる世渡りのための角栄ノート
IT時代に入り人間関係は大きく様変わりしたように見えるが、対上司、部下、同僚、商談相手……と、いまこそまさに田中角栄流“生きる知恵”が必要となってきている。すべてのビジネスマン必読! 角栄研究第一人者による初の「人間関係力」名語録集。
目次
第1章 上司編「部下がついてくる最強鉄則」13ポイント(物事は、「三分間が勝負」と知る。交渉、説得、すべてここで決まる。長話は部下もヘキエキする。
「名上司」とは、部下をどう「叱る」「ほめる」かに尽きる。その知恵なくして、業績が上がるわけがない。 ほか)
第2章 部下編「上司の信頼を高める絶対心得」18ポイント(「真理は、常に中間にあり」。我を通すだけが能じゃない。これを理解することが、人の支持が集まる最大のポイント。
とにかく「人と会うこと」。その心得が、人生・ビジネスのヒントをくれる。IT社会の罠にはまってはいけない。 ほか)
第3章 リーダー編「譲ってはいけない絶対原則」10ポイント(「民主主義社会だからこその強いリーダーシップ」が不可欠。独裁社会なら、体制派のミコシに乗っていれば事済む。
結局は、リーダーの生命線は「目標達成」をおいてない。成果が、すべての忠誠心、求心力を決める。 ほか)
第4章 田中角栄流「絶対トクする世渡りの技術」養成講座-目からウロコ!ライバルに差!(「スピーチ(会話)上手への極意」。決め手は、「相手との一体感をかもせるか」「換骨奪胎能力があるか」「笑いがあるか」の三つ。
「雑談の名手」を目指せ。その効用は、計り知れない。第一に、人にかわいがられる。 ほか)
レビューより
タイトルにある通り、人生訓でも人間関係を中心としてよくまとまっているからだ。昨今、いろんな人が売上狙って似たような人生訓を出してきたが、いろんな話題に触れた挙句失敗した本が多い。でも本書は角栄と人間関係のキーワード二つに絞り、類まれなカリスマをもった角栄の日常生活から紹介し、彼の行動そのものから人間関係をどう対処するのか分かるようになっている。
よって、言葉だけを曖昧に解釈したものよりは、角栄流の行動法を目の前に見ている気にさえなる。よって、たとえ角栄自身の言葉でなくても、作者の思い込みが混ざっても、そこにかかれた角栄の行動だけを自然にまねれば、ある程度人間関係を力がつくという本だ。