ダック・ホーン 1999年 メルロ ” ナパ・ヴァレー ”【750ml】
【 世界No.1メルロ 】
1976年にダックホーン夫妻により設立された「ダックホーン」は、ナパ・ヴァレーの中心部、セント・ヘレナに位置するワイナリー。『ナパのメルロと言えばダック・ホーン、ダック・ホーンと言えばナパのメルロ』と言われる程に、ナパ・メルロの可能性を全世界に知らしめた立役者であり、ナパ・ヴァレーが誇るメルロの第一人者です。
創立当時、メルロはブレンド用の補助品種として使用することが多く、メルロ主体のワインはごくごく僅かでした。
ダックホーンがメルロにこだわりを持つきっかけとなったのは1977年。自らボルドー右岸の銘醸地「サンテミリオン」と「ポムロル」を視察し、メルロのワインが持つ柔軟さ、色合い、潜在能力に魅了されたことが始まりです。以降、ダックホーンはメルロの可能性を追求し大きな成功を手にします。
2009年に行われた米国オバマ氏の大統領就任式にはダックホーンが提供されました。2010年には、その年を代表するワイン(ワイン&スピリッツ誌のワイナリー・オブ・ザ・イヤー)にも選出。
2013年、東京で行われた「新旧世界のメルロ比較ブラインド・テイスティング」では、旧世界がシャトー・ペトリュスだったのに対し、新世界はダック・ホーンのメルロが選ばれるなど世界のトップ・ワインとしての評価を確立しています。
また2017年には、ダックホーンのフラッグシップワインがワイン・スペクテイター誌が選ぶトップ100ワインの第1位を見事獲得します。まさに《世界No.1メルロ》の座を不動のモノとしました。
過去に遡ってみるとメルロ品種でTOP100第1位に輝いたのは世界で僅かに2本のみ。それほどの快挙を達成したのがこのダック・ホーンです。
当時ワイン・スペクテーターでは、ワイン映画「サイドウェイ」によりピノノワール・ブームが訪れてメルロの存在が霞んでしまっていたことを挙げ、『カリフォルニアで最上級のメルロを造ることができると十分に証明する1本である』とメルロ・ブームの再来を予見するコメントを発表していました。
さらにデキャンタ誌は、”世界が認める有名メルロ(ワールド・フェイマス・メルロ)6本”の中に「ペトリュス」やイタリア最高峰メルロ「マッセート」などと並んで、このダック・ホーンを選出しています。
1999年は、ナパ・ヴァレーのグレート・ヴィンテージ。申し分のない栽培環境が確実な開花と結実につながり、ぶどうの完全な成熟に必要な時間は十分にありました。安定した天候と穏やかな気温に恵まれ、素晴らしい生育条件が整った秀逸年です。熟成は25年の登り盛り。ここから更なる飛躍を遂げていく段階にあります。
ダック・ホーンのこだわりは、一般的なメルロの常識とは一線を画した栽培方法にも伺えます。秀逸なメルロを造ろうとすると、誰もが豊かな「粘土層地質」に畑を買い入れることを想像しますが、彼らはより個性の際立つワインが造れると考え、あえて岩の多い「沖積層」を選びました。ナパ・ヴァレーに7つの畑を所有し、それぞれの畑は土壌や地形、ミクロクリマ、気候が異なります。東西南北に広く点在する畑で栽培した良質なメルロは、各テロワールの個性とフィネスをしっかりと映し出します。
明るいルビーの色調、ラズベリーやプラム等豊かな果実のアロマが立ち昇ります。滑らかなタンニンは心地よく、クローヴやショコラの風味が余韻に香ります。ナパ・ヴァレーのテロワールが表現された洗練の1本です。
他の出品ワイン、同日落札いただけたら同梱にて承ります。
日本ソムリエ協会認定=ソムリエです。
諸事情にて、長い間収集してきたワインを手放します。
ユーロカーヴのワインセラーで保管してます。
汚れや、キズがあるものもありますが、状態は結構よいかと思います。
但し、未開栓のため中身まで確認できないので、味わいの保証はできません。
年代物なので、澱がある物もあります。
専用箱はありません、リサイクルの段ボールで配達させて頂きます。
入金後、1~2日以内にヤマト運輸クール便にて発送します。
入札、落札後のキャンセルは、固くお断りいたします。
ダックホーン ヴィンヤーズ メルロー ナパヴァレー 1999年 750ml