伝統的なアコースティック・ミュージックの要素と、アンビエントの豊かで没入感のある解釈を組み合わせた、想像力豊かで理想的な "パーソナル・フォーク・ミュージック"を探求したフューチャー・アンビエントの傑作誕生。 Gigi Masin、Young Marcoと共にアンビエント・グループ、Gaussian Curveとしても活動し、良質な作品をリリースし続けるレーベルMelody As Truthの創設者でもある才人、Jonny Nashの通算6作目。
本作は『Point of Entry』ナッシュが近年取り組んできたフォークの伝統(2020年のTeguh Permanaとの共作『Poe』、2021年のSuzanne Kraftとの共作『A Heart So White』)を踏まえつつ、音楽的に明確な進化を遂げている。 11曲の魅惑的なトラックの中で、ナッシュはコンパスを緩やかに内側に向け、コンセプチュアルな枠組みを捨て、伝統的なアコースティック・ミュージックの要素と、彼が10年以上開発してきたアンビエントの豊かで没入感のある解釈を組み合わせた、想像力豊かで理想的な "パーソナル・フォーク・ミュージック"を探求している。