コンスタンス2世 (641-668) ソリダス金貨 状態: AU (NGC評価: AU) 直径: 19mm 重量: 4.50g
表銘字: D N CONSTANTIVS PP AV
表説明: Crowned facing bust holding globus cruciger
裏銘字: VICTORIA AVG
裏説明: Cross potent on three steps
コメント: Superb detail on both sides on a beautiful gold solidus.
参照番号: Sear-956
NGCの状態評価がとても高い!!
NGCのラベルに「scratch」と書いてあります。裏面の真中よりちょっと右にある小さいスクラッチのことでしょう。
日本語ウィキペディアではこの時代を東ローマ帝国と呼んでいますが、英語ウィキペディアではビザンツ帝国と呼んでいます。
古代コイン業界では大体、アナスタシウス1世(Anastasius I, 431 - 518)皇帝以来の東方の皇帝コインは、ビザンツ帝国コインと呼んでいます。それ以前の東方の皇帝コインは、東ローマ帝国コインと呼んでいます。
From Wikipedia:
コンスタンス2世“ポゴナトス”(Κνστα Β Πωγνατο、630年11月7日 - 668年9月15日)は、東ローマ帝国ヘラクレイオス王朝の皇帝(在位:641年 - 668年)。コンスタンティノス3世の子で、元の名はフラビオス・ヘラクレイオス。のち「コンスタンティノス」。「コンスタンス」は「小さなコンスタンティノスの意味」で、“ポゴナトス”は「髭が生えている」を意味するあだ名。本名から「コンスタンティノス4世」と呼ぶ場合もある。
スラブ入りコインについて:最近の市場の傾向として、高額の現代のコインはグレーディング・サ-
ビスの「スラブ」と呼ばれるケースに入っているコインが多く見られます。古代コインの市場にもスラブが使われていますが、現代のコインに比べると普及率はまだ低いです。グレーディング・サービスはいろいろありますが、古代コインの専門的な鑑定力の信用度から考えると、このコインの「NGC Ancients」のサービスがダントツだと思います。古代コインのフチが見えるように、NGCがこの特集なケースを工夫しました。
開始価格の設定についての一言:
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郵送料は私の方で負担いたします。
コインは本物の古代コインであることは期限なく保証します。
参照資料:
Sear-nnnn = "Greek Coins and Their Values, Vol. 1&2" by David R. Sear
Sear-GInnnn = "Greek Imperial Coins and Their Values" by David R. Sear
Sear-Mnnnn = "Roman Coins and Their Values, Vol. 1&2" (Millennium Edition) by David R. Sear
VM = "The Handbook of Roman Imperial Coins" by David Van Meter
RIC = "Roman Imperial Coins" series
BMC = British Museum's "Catalogue of Greek Coins" series
注意1:参照番号の後に”Var"がついている場合、出品は参照コインに近いですが、違うところもあります。
注意2:私が持っている参照資料は"Van Meter"と全Searの本だけです。 オークションにRIC,BMC,等の表示が出る場合、それはSearの本から取ったか、コインを私に売ったDealerからもらった情報ですので私自身は確認していません。
状態表示:
G = Good = 劣; VG = Very Good = やや劣; F = Fine = 並品; VF = Very Fine = 美品; EF = Extremely Fine = 極美品; AU = Almost Uncirculated = 準未使用品; FDC = "Fleur-de-coin" = 製造の時の状態