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発送は定形外郵便 ７１０円を想定しております。 （内容物の補償がありませんので、それをつける場合は宅配便等（ヤフネコ！）の選択をお勧めします：発送費要相談） ・複数品落札の場合は発送費要相談です。 出版社からのコメント 十九世紀ドイツ音楽の栄光と没落を身をもって生き、またこの音楽世代に終止符を打つことを運命づけられたグスタフ・マーラー。本書は、この偉大なる楽匠の最後の十年間、伴侶となって苦楽をともにしたアルマ・マーラーによる回想である。 「きみはきみの将来をそのすみずみまで私の欲求に依存させ、そして私の愛以外のなにものもその見返りとして望んではならない」。 才気煥発で作曲に生きがいを感じ、美貌をうたわれた二十二歳のアルマは、「一晩泣きあかした」末にこのマーラーからのプロポーズを受け入れた。「私はあのとき私の夢を葬ったのだった」。 二人の共同生活はまさに破局の寸前までゆく。ただ、マーラーの死が辛うじてそれを支えきった...... 回想は、敗北の無念、抑えきれない悔恨と憤懣で澱のようによどんでいるが、それは世紀末ウィーンから第三帝国の破産に至る、〈暗い時代〉を映し出す真摯な証言でもある。 回想と手紙の二部構成で、偉大な楽匠とその時代を浮かび上らせた記念碑的著作

内容紹介 才能と美貌をうたわれた妻アルマが綴る偉大な楽匠の実像。「回想」と「手紙」の二部構成で、ひとつの時代が鮮やかによみがえる。 目次 第１部 回想（出会い（１９０１年）／一月（１９０２年）／結婚と共同生活（１９０２年）／輝かしい孤立（１９０３年） ほか）／第２部 手紙（１９０１年／１９０２年／１９０３年／１９０４年 ほか） 出版社 :  白水社 発売日 :  1999/10/20 初版 単行本 :  440ページ 定価￥4180