その後、各メンバーが活動の合間を縫って曲作りを進めた末にナイトウィッシュが所属していたスパインファーム・レコードと契約をした彼らは、2006年にアルバム『ブレイク・アウト』でデビューを果たす。シンセサイザーを武器にした80年代テイストのメロディアス・ハード・ロックは大きな注目を集め、アルバムはフィンランドのチャートで最高22位に入るヒットとなる。さらにバンドはゴージャスさが増した2nd『ハート・フル・オブ・ファイア』(2008年)を発表すると、これがフィンランド・チャート最高6位にランク・イン。2009年に地元フィンランドで行なったライヴを収めたアルバム『LIVE AT APOLLO』(2010年)も好評を博し、バンドはライヴ・アクトとしても評価される。