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【詳細】
初版set キネマ探偵カレイドミステリー 斜線堂有紀 メディアワークス文庫
キネマ探偵カレイドミステリー/2017年2月25日初版 株式会社KADOKAWA発行
キネマ探偵カレイドミステリー再演奇緑アンコール/2017年8月25日初版 株式会社KADOKAWA発行
キネマ探偵カレイドミステリー輪転不変のフォールアウト/2018年3月23日初版 株式会社KADOKAWA発行
キネマ探偵カレイドミステリー
第23回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作!
「休学中の秀才・嗄井戸高久を大学に連れ戻せ」。留年の危機に瀕するダメ学生・奈緒崎は、教授から救済措置として提示された難題に挑んでいた。しかし、カフェと劇場と居酒屋の聖地・下北沢の自宅にひきこもり、映画鑑賞に没頭する彼の前に為すすべもなく…映画館『パラダイス座』をめぐる火事騒動と、完璧なアリバイを持つ容疑者…ところが、嗄井戸は家から一歩たりとも出ることなく、圧倒的な映画知識でそれを崩してみせ―
再演奇緑アンコール
火事で家が燃え、嗄井戸が住む銀塩荘の一階に引っ越した奈緒崎は、嗄井戸の部屋に入り浸る日々を過ごしていた。夏休みが終わり、大学に赴いた奈緒崎は同級生にかけられたスタンド・バイ・ミー窃盗容疑を晴らすため、さっそく嗄井戸のもとへ向かうが―
輪転不変のフォールアウト
嗄井戸の部屋からスナッフフィルムを見つけた奈緒崎は過去の事件を解決するべく、フィルムアーキビスト菱崖小鳩に協力を。嗄井戸に疑いの目を向ける束に相対しながら、嗄井戸の味方でいることを選んだ奈緒崎だが、真実に近づくにつれ、苦境に立たされていくことに。そして迎えた大晦日の夜、二人はとある決断をする―。数々の名作の裏に隠れた事件の真相を解き明かした時、落下するのは誰なのか?
斜線堂有紀
2016年、『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞してデビュー。2020年発表の本格ミステリ『楽園とは探偵の不在なり』で、『ミステリが読みたい!2021年版』国内篇第2位などミステリランキングに続々ランクイン。現在最も注目される作家
【状態】
経年劣化により多少の焼け、カバーにスレは御座いますが、概ね美本です。