45年前(1978年1月8日)に高校生だった私が貯金とお年玉をつぎ込んで新品で購入したフラットマンドリンです。
購入時期から多分1977年製と思われます。
当時ブルーグラス楽器に力を入れていた春日楽器製造株式会社の製品でカラーはチョコレートブラウンサンバースト、ちょっと地味目のカラーが気に入って購入した記憶があります。
何故だかわかりませんがデビッドグリスマンモデルと謳われていたマンドリンです。
しばらく使用していましたが、その後楽器が増えて使わなくなり、長い間タンスの肥やしになっていました。
現状は演奏する上では全く問題ありません。
ネックはまっすぐ(12フレットでの弦高は1コースで2.0mm、4コースで2.3mm)で弾きやすくビリつきも有りません。
トップ落ちも全くありません。
この辺は当時のカスガのクオリティの高さを感じる部分です。
フレットもやや減ってはいますがまだまだ打ち直す必要は無いと思います。
外観上の問題点は以下の通り
擦り傷、打ち傷はそれなりにあります。
ネックに塗装剥げがあります。
金属部分はくすんでいます。
バインディングの塗装が部分的に赤〜茶色に変色しています。
ポイント部分のバインディングの合わせ目に隙間ができています。
スクロール部のバインディングにわずかですが剥がれがあります。
ブリッジの接する部分のトップの塗装が剥離されています。
こういった経年変化を含む外観の変化を古い楽器の味、とご理解いただける方の入札をお待ちしております。
ケースはシェイプドタイプのオリジナルハードケースです。ケースカバーを使用していたこともあって金属部分もピカピカでかなり綺麗ですが一部表面のビニルが剥がれています。
なお、ケースカバーは付属しません。
購入時のタグ、保証書が残っています。
送料着払いでの発送といたします。