自宅保管の品です。大変美品ですが、古いもので経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
日本史有名人の晩年
青春、朱夏、白秋、玄冬―四季の移ろいにもたとえられる人の一生。若くして非業の死をとげた人もあれば、老いてなお気骨と艶を失わない人もいた…。若き女弟子との交流で華やぐ晩年―良寛。心機一転、社会事業に尽力した侠客の晩年―清水次郎長。生命ある限り、生き、食い、そして書いた―正岡子規。「どうも僕にはわからない」が最後の言葉―野口英世。死場所を探し続けた托鉢の旅―種田山頭火。大病の後、最後の東京ドームコンサート―美空ひばり。人生の最後にくりひろげられた、意外に知らない喜怒哀楽のドラマ。
目次
江戸(伊達政宗(70歳)―病に苦しみながら“伊達者”の最期を全うした
支倉常長(52歳)―妻子・家来・下僕を入信させ、病身を信仰に捧げた ほか)
幕末(川路聖謨(68歳)―江戸開城当日にピストル自殺
松平容保(59歳)―孝明天皇内密の宸翰を肌身離さず保持した ほか)
明治・大正(井上馨(81歳)―熱血志士が権力を掴んでからの奇行かずかず
陸奥宗光(54歳)―日清戦争を仕掛け、『蹇蹇録』で記録した ほか)
昭和(西園寺公望(92歳)―「坐漁荘」で明治・大正・昭和の政治を動かした
尾崎行雄(97歳)―六十三年間の議員生活を送った憲政の神様 ほか)
レビューより
中学受験にぴったりだと思います。政界の人物から、文学者までかなり網羅デキマス!各々の人物の側面と、功績が端的に書かれているのもとても良いですし、肖像もついていて、分かりやすいです。彼らの晩年を知ることで人物に興味が持てます。
江戸・明治・大正・昭和と有名人74人の晩年にスポットを当てた伝記。一人当たり4頁とコンパクトにまとまっている。一番古くて伊達政宗、新しいの美空ひばり。名前は聞いたことがあるけど・・・という人物も多数。支倉常長、ペリー、陸奥宗光、中江兆民、溥儀、etc。ダイジェスト版として大変興味深く読了した