【クラシカルな財布】
本革を使ったフラップ(かぶせフタ)長財布になります。
クラシックなデザインですので、ずっと使っていても飽きることがありません。
また、カジュアルからフォーマルまでどんなファッションにも合わせやすく、洒落たレザーアイテムとして使っていけます。
手に収まるサイズ感になっており、バッグのポケットやジーンズの後ろポケットにもスッと入ります。
一万円札も綺麗に収納できて、大きすぎず小さすぎず、誰にとっても使いやすい財布になっています。
アンティーク調の上品なブラウンカラーは透明感のある染色となっており、シワや血筋といった本革らしさも楽しめます。
このカラーリングは「セミアリニン染め」と呼ばれるもので、「染料」で革の繊維まで色を浸透させてから、「顔料」で革の表面をコーティングします。
シンプルな単色のカラーリングにもかかわらず、上品な印象があるのは、この染色方法によるところが大きいです。
【レザーについて】
使用している本革(ステアハイドレザー)は、生後2年以上の雄牛を使った革です。性格が穏やかでキズが少なく厚みが均一です。
牛革の中でも特に繊維が密集していることから、とても丈夫です。
傷や摩擦にも強いので、使い込むことで生まれる風合いが、より自然で上品なものになります。
【フルレザー】
布や芯材など、劣化の早いパーツを使わず、本革のみで仕上げてあります。これによって、長く使える頼りがいのある財布になっています。
また、同じ種類のレザーを使っているので、変化が全体に均一で自然なものになります。
布や芯材を使ってしまうと、時間をかけて使っていく途中で、手触りや風合いに違和感が出てしまいます。
【コバ処理に妥協しない】
コバとは革の裁断面のことで、丁寧に処理することで耐久性を持たせます。
処理方法は様々ありますが、この長財布は最も手間のかかる「切り目本磨き」を採用しています。コバ面をヤスリ掛けした後、布海苔を塗布して乾燥させ、布で磨き上げる。これを何度も繰り返します。
通常の処理方法と比べて、滑らかさと透明感がハッキリと違ってきます。
劣化しやすい部分ですので、妥協せず時間をかけて処理してあります。
【内側について】
薬品や染料を極力使わない、ナチュラルな牛革を使った内装です。
カード容量は6枚と必要最低限で、カードを多く持たない方にとって十分な収納量です。財布の中もごちゃごちゃしません。
フロントに大き目ポケットがあって、使用頻度の高いカードを入れておけます。
カード入れ後方のマチなしポケットには、ポイントカードやレシートが隠すように収納できます。
内装に引き締まった印象を与えるために、各箇所に念引きと呼ばれるラインが引かれています。使い勝手に影響するものではありませんが、細部への造り込みが行き届いている表れでもあります。
ガバッと大きく開く構造になっていますので、内側が隅々まで確認できますし、指もしっかり入るためお札やカードがつかみやすくなっています。
小銭入れのファスナーにはYKKを使っており、スムーズに開閉してくれます。
【お色】
・アンティークブラウン
【収納】
・カード×6
・札入れ×2
・フリーポケット×2
・小銭入れ×1
【素材】
・イタリアンレザー(本革)
・YKKファスナー
【サイズ】
・19cm×9.5cm×3cm