【入札用 ID】 Waffenrock 5974/ドイツ国防軍 陸軍 歩兵科 大尉 礼装 礼服
【重要】 こちらから 入札 出来ます ★★★★★
【品名】
ドイツ国防軍 陸軍 歩兵科 大尉 礼装 礼服
The Heer Infantry Officer Waffenrock
1937年 12月 6日 製
Tailor / Name Tag :
J. SWOBODA
ALLENSTEIN (注)
6. 12. 1937
【販売元価格】 1,400米ドル (205,800円)
【支払合計額】 ¥296,656円
【販売元説明】
[翻訳]
チュニックは ほぼ新品同様の良好な状態です.
[原文]
The tunic is in excellent to near-mint condition.
【説明】
1937年製の 真正な Waffenrockです.
現在は ポーランドの大都市
ALLENSTEIN (注) の テーラーで,
陸軍歩兵科 中尉は, 本衣を 仕立てられました.
先の大戦で,
中尉から大尉に 昇進し,
EK2, EK1, 戦傷章 歩兵突撃章 等を 受勲されました.
正に 英雄です.
左胸のメダルバーのループの幅からして,
恐らく 3連 (或いは 4連) メダルバーを
佩用されていたでしょう (画像10).
本衣を 仕立てる際,
陸軍中尉には
軍衣に 相当な「こだわり」が あったようで,
生地には, 極めて上質な ブルー系の
ドスキン(doeskin)を 使用しております.
柔軟で滑らか 青色系の光沢のある 高級生地です.
収集歴45年の経験からしても,
仕様 仕立て シルエットは 勿論の事,
生地と色合いは
格別無比・最高級の逸品でした.
特に 興味深かった点は,
襟・カフの色です.
黒色に近い 深い深い 暗緑色で,
歩兵科の 白色のパイピングが,
ブルー系のドスキン生地と
特段に 映える…
稀有・希代なる Waffenrock でした.
飾緒 (Aiguillette) 佩用の為の
内ボタンも 有ります (画像10).
★ 実に 真に 美しいのです.
襟汚れ・脇下の汗染み
袖口裏地の汗染みは皆無で
着用・使用感は 浅いです.
しかし 画像 3〜9 の とおり,
① 破れ:左袖の 脇部 内側裏地 (幅 約 2〜3cm)
② 虫穴:両肩章裏側・襟(3)・正面右下・右袖上部
③ 虫舐め:約 6〜7 箇所
【私見】
虫喰い・虫舐め箇所は,
別 ID【参考画像 A, B】の とおりに,
外観的には, 全く 見えないのです.
★★ 歩兵科の「白色パイピング」は,
奇跡的に「完全」で,
襟・襟章・襟ホックは, 完璧です (画像10).
★★★ 「この状態でも 構わない」との …
御方に お譲りしたいと 存じます.
【脚注】
(注) ALLENSTEIN
アレンシュタインの開拓(都市開発)は,
14世紀に ドイツ騎士団 の手で 始まった.
1516年〜1521年,
コペルニクスが この町で勤務していた.
第一次世界大戦後の 1920年
ポーランドの復活に伴い,
町の帰属を決定する住民投票が行われ,
東プロイセンの一部として
ドイツ領に 留まることが 決定した.
第二次世界大戦では,
1945年 1月22日, 町にソビエト軍が進入し,
ソビエト軍は, 報復的な 町の破壊を行った.
1945年 8月 2日
ポツダム会談の結果に従い,
町は ポーランド領となり,
町に 留まっていた ドイツ系住民は
迫害・追放の 対象となった.
最後に
★★★★★ どうか, 本 Waffenrock を
大切に なさって下さい 最敬礼 ★★★★★
ありがとうございました。