88年、フランス、パリで自身のレーベル、「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」を設立。1989S/Sにパリ・プレタポルテ・コレクションにデビュー。それまで流行していたゆったりとしたシルエットに対し、シルエットの細いジャケットやボトムを提案し、タイトでボディフィットしたシルエットが全盛となるきっかけを作ったと言われている。このようなことからマルジェラのスタイルは「脱構築(デコンストラクション)」や、全ての常識を覆すものであったことから「デストロイ・コレクション」と称された。