キットのパーツは表面がかなり荒れていたので、パーツの表面は紙やすりで整形しました。
メッキの色が安っぽいので、メッキを落として塗装して仕上げました。
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大量生産システムによるコストダウンや、運転を簡素化する数々のメカニズムで大衆化を果たしたフォード・モデルTは、
1908年のデビューから1927までの間に1500万7033台も生産された、空前のベストセラーカーであった。
アメリカはもちろん全世界の足になったばかりでなく、モデルTなしに自動車史は語れないほど大きな影響を与えた。
モデルTで注目すべきは、遊星ギアのトランスミッションをより実用的なものにしたことだ。
ドラムにブレーキをかければ変速を開始する独特な機構は、現代のオートマチックに似たもので、
扱いやすく、当時のノンシンクロのギアをコーンクラッチで操作する変速のわずらわしさから人々を解放した。
1909年初頭までは2ペダル方式を採り、前進、後退はレバーで行なったが、このモデルからは3ペダル方式を採用。リバースは真ん中のペダルで行なう。
全長:3318mm 全幅:1687mm 全高:2188mm ホイールベース:2540mm 車両重量:660kg 乗車定員: 4名 最高速度: 72km/h
エンジン型式:水冷直列4気筒SV 2896cc (データは1909年型のツーリングです)