アクセス頂きましてありがとうございます。
当方の貨車コレクションを整理したいと思います。
平成初期の頃はEF65やEF81牽引のセメントタンク専用列車が走っていました。
全長が短いのにボギー車だったので、独特のリズミカルなジョイント音は今も覚えています。
また、積載状態だとかなり重いのか、地面が揺れていました。
貨車というものは機関車や電車、気動車に比べると脇役的な存在になりますが、
なかなか奥が深く、貨車マニアになってしまうと市販の製品では満足が出来ません。
そのため、多くは改造が可能な『バラキット』という形で製品化されており、
個々の特徴をユーザー自らが反映させて完成させる・・・・という感じです。
当方の様に手先が器用ではない場合は、指をくわえて他人様のコレクションを眺めるか、
代金を支払って組んでもらうか、『モア』や『ワム』等の高級メーカー品を購入するかです。
此方のコレクションは、『主役』としての貨車になります。
ただ、実車レポートが必要な特定番機の製造ではなく、
ある程度目の肥えたユーザーでも満足できるよう、メーカー完成品よりグレードを上げて作られています。
貨車は安いと勘違いする方がいらっしゃいますが、キット価格でいえば気動車も電車も客車も貨車も大差ありません。
むしろ、複雑な形状の貨車のほうが高いくらいです。
そして、組立は気動車・電車が楽で、次いで客車、一番難しいのが貨車です。
従って、『ワム』等のメーカー製貨車が高価なのは当然のことです。
昔、エンドウのブリキ貨車が値段の割に出来が良く、そのイメージで貨車は安いと思いこまれている方が多数なのではないかと思います。
なお、アダチメーカー完成品は、床下のブレーキ装置の表現がありません。
おそらく、『脇役』としての貨車をコンセプトに製造されたためかと思います。
特製品は『主役』としての貨車になりますので、模型としては不要な梁や枠も再現されています。
タキ1900になります。
唯一首都圏に乗り入れていた常磐線の日立セメント仕様になります。
ブレーキ装置と細かな床下配管の表現は優秀です。
細かい部分の組は熟練した技がないと組めません。
つや消しブラックでまとめられています。
手すりが金属製なので、細くても力強く貨車である無骨な表情が似合います。
とても転がりがよく、長編成に耐える仕様です。
長期間保管の車両になります。
商品状態は「商品状態の目安」を参考にしております。
特製品の場合、メーカー以外が販売目的で手を加えた車両になり、そういう仕様の品なのでその状態を「新品」と置き換えて考えます。
トラブル防止のため、必ず写真で判断願います。
当方の思い込みにより商品説明が間違っている場合も考えられますが、現物優先とさせていただきます。
上記の理由により、JUNK品として出品いたします。
JUNK品の為、返品、交換、クレームはお受けできません。
製造より年月が経過していますので、動作確認済みの品でも動作保証はありません。