以前弊社が2台まとめて日本で仕入れたオリジナルの1981年式のFLH CLASSIC SIDECAR のうちの1台です。
このオークションは、弊社が2台同時に日本で同じオーナーから仕入れたうちの、走行の少ない方の画像3枚目の右側の1981年式のハーレーダビットソン社製の車台番号末尾299のサイドカーを1号車として、サイドカーを外した状態の現状有り姿渡しで横浜市の当店か、川崎市のコンビニ駐車場等でお渡しする約束の価格設定のオークションです。
又は、車検整備分は別料金にはなりますが、車検を取得して260万円と言う設定でもお受けできます。→いわゆる乗り出し価格になります。
全く同じカラーで同じオリジナルオーナーに所有されていた、もう1台(車台番号末尾296の2号車)も別のオークションに出品予定ですので併せてご覧ください。
この2台は後付けでサイドカーを装着されたバイクでは無く、画像10の通りハーレーダビットソン社から元々サイドカー付きのモデルとして売られた車体識別記号AGのFLH CLASSIC WITH SIDECAR ですので、新車時からサイドカーの直進性を高める為に3度程ネックの寝かされた状態と同じとなる純正トリプルツリーと、ステアリングダンパーが装着されています。(フレームは他のFLHと同じで、ネック角はサイドカーの直進性を高める為に特別にメーカーによって造られた特殊な純正トリプルツリーによって寝かされていますが、通常街乗り走行上そのままソロで乗っても特に問題ございません。)
現時点ではキャブレターをオーバーホールをする為に外して有りまして、そのままの現状でのお渡しの価格設定になりますが、近日中に組み付けを予定しています。
参考迄に、もう1台の車台番号末尾296の2号車はキャブの掃除とバッテリー新品にしただけで先日エンジンが掛かりまして、(動画有り)マフラーから白煙やエンジンから異音も出ませんでしたので、外装のコンディションからも想像される通り、こちらの車体番号末尾299の1号車のエンジンのコンディションも同様であると推測出来ます。
この様に今後、整備の手が入れば入るだけ、価格は上がって相場の価格に近くなります。車検を取得出来る状態になれば、1台300万円してもおかしくないコンディションのバイクだと思います。
この1981年にハーレーダビットソン社からサイドカー付きモデルとして日本の正規ディーラーにより輸入されて新車で同じ日本のオーナーに販売された2台のバイクは、そのまま他の人に登録が移る事なく現在に至るワンオーナーのバイクです。
オリジナルオーナーにより外装の所々に主にボンドで装飾が付けてありますが、フレームやフェンダーをカットなどは無い様子ですので、それら装飾を除いては、ほぼハーレーダビットソン社から出荷されたままの状態だと思います。車体側のカーステ及びメーター類はボルト留めですが勿論取り外し出来ます。
30年程前に私が数年勤めていたハーレーダビットソンを主に取り扱うショップでもこの無骨な純正シートは当時は非常に不人気で、フェアリングや通称ダイコンマフラー(FXSローライダーのコレクターマフラー)等と共に捨てられるといった扱いだった事を思い出します。
当時から30年以上経った今となっては、程度の良い個体数の少ないこのパンタグラフシートや、キングツアーパックの新品同様の状態からも、このバイクの保存条件が非常に良かった事がうかがい知れます。
当時私も同じカラーのFLHCのストリップ数年間乗っていたので思い入れが有り他の車種よりも特に勉強した車種なのですが、FLH CLASSIC=FLHCの名称は通常のFLHに比べてあまり一般的に知られておらず、当時併売されていた同じくショベルエンジンのツアラーモデル(通称ウルトラ系)でフレーム自体の構造が全く違い、乗り心地は良いがカスタム製作には向かないFXRやFLT系のラバーマウントフレームと混同されて居る場合がある様です。
しかしこのFLHCのフレームは他のFLHと同様、同年代のショベルのFXSローライダー等のFX系のフレームとほぼ同じの所謂4速フレームですので、贅沢な使い方をすれば、サイドカーを外してエンジン、フレーム、ミッション等主要部分を使って他をコンパクトにまとめれば、ナローなチョッパーも作れる、非常に走行の少ないベース車としても利用出来ます。
非常に高額な取引になりますので、トラブルを避ける為にも事前に質問欄等から具体的な手付金入金の時期や、残金のお支払時期、引き取りや発送時期の見通し等をやり取りさせて頂いた方からの入札のみを有効とさせて頂きます。
イタズラ入札や誤入札などは削除してブロックせざるを得ませんので、真剣にご購入検討頂けるお客様のみのお問い合わせをお待ちしております。
勿論、ご成約後も別予算とお時間を頂ければ、出張整備や車検取得などもお手伝い可能ですので、ご相談ください。
ゴッズモーターサイクルズ
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