■サイズ
幅 約34cm×長さ 約10m
■素材
綿 100%
生地規格:特文生地
■カラー
白
■原産国
日本製
晒とは、平織の『木綿』綿布の天然の色素を抜き、純白に漂白したものをいい、丈夫で吸水性・耐洗性があります。
丈夫で通気性・吸湿性に富むので、手ぬぐい・腹巻・ゆかた・産着・肌着・肌襦袢・オムツ・ふんどし等々、多様に使用されています。
当ショップの文規格の晒に比べ、幅が少し広く糸の打ち込みも多い高級晒として、和装肌着等のお仕立にも好評です。
又、当ショップの晒は、熟練職人の和晒加工により国産品ならではの風合い・肌触りには定評があり安産祈願腹帯としても御使用いただいております。
和晒は生産される土地柄染織との関係も根強く、染物(注染・捺染)と相性の良い晒生地です。
呉服、阿波踊り、生活用品、その他多種多様に御使用されております。
■泉州伝統の【和晒加工】■
本来木綿には、綿自体に脂質や不純物・色素が含まれおり、それらを取り除いて製錬・漂白した生地で、大きな釜で約28時間かけて炊き上げ(工場により差があり2~4日かけて処理)、綿本来の風合いを損なうことなく、柔らかくほっこりとした肌触りが特徴です。
■和晒と洋晒の違い■
●洋晒●現在一般に使用されている綿製品のほとんどが、自動精錬機(常時圧力をかけた釜を使用)にて約40分~長くても80分という短時間加工でテンション(張力)や熱、塩素系漂白剤にて加工されます。
出来上がった繊維は、圧力等により扁平上となり、柔軟剤や化学物質の添加された状態となります。
●和晒●
大きな釜で約28時間かけて炊き上げ(工場により差があり2~4日かけて処理)、ゆっくりと繊維の奥の奥まで不純物を取り除く為、出来上がった繊維は潰れることなく円形で綿製品本来の風合いを最大限に生かし、高い吸湿性・保温性を保ち、柔軟剤や化学物質のど余計な物は一切付いていない、安全でナチュラルな製品になります。
又、洋晒では、生地を晒した後のプリント工程の為に、生地の表面の毛羽(ケバ)はすべて焼いてしまいますが、和晒は、織りあがったそのままの状態の生地を使用するので毛羽はそのまま残っています。
この毛羽と、生地にストレスをかけない和晒の製法が重なり、吸水性や通気性の高い、ふんわりとした触感の和晒が出来上がります。
目には見えませんが、洗えば洗うほど毛羽が立って柔らかくなっていくのが体感できます。