ジークフリート・カール・テオドール・ヴェストファール(Siegfried Carl Theodor Westphal)はドイツ陸軍の参謀将校でロンメル元帥の帷幕で作戦将校、ケッセルリンクとルントシュテットの下で参謀長を務めました。ヴェストファールは1935年から参謀本部作戦部に勤務、第二次大戦でC軍集団隷下の第58歩兵師団参謀としてポーランド戦に参加しました。西方戦ではB軍集団第18軍でネーデルラントやフランドルで戦っています。1941年6月より北アフリカ戦線へ派遣され、アフリカ軍団参謀将校を務めています。その後、イタリア戦線で作戦指導に当たり、1944年9月からは西方総軍参謀長として西部戦線で戦っています。ヴェストファールは最終的に大将にまで昇格していますが、ロンメルと共にしばしばアフリカの戦場写真に写っています。