
自宅保管の品です。大変美品ですが、古いもので経年変化はございます。ご理解頂ける方にご入札をお願い申し上げます。
昭和から平成の芸能界を駆け抜けてきた喜劇人・小松政夫。昭和の一時期、宴会芸は「デンセンマンの電線音頭」か「しらけ鳥音頭」でした。学校では子どもたちが机の上に登って小松政夫や伊東四朗のマネをして踊った時代。それは「小松の親分」こと小松政夫が、日本をフザケさせていた時代です。小松政夫ならではの温かく優しい目線で綴った昭和のアイドルやスター、コメディアンとの知られざる素顔と交友の数々。にぎやかで元気のあった時代を自ら振り返った半生記です。
内容説明
テレビ、映画、舞台、ラジオ、CM、お客さんの喜ぶことはなんでもござれとやってきた。コメディー、シリアス、ダンス、アクション、歌手、演奏、司会、声優…面白そうなことは思いつくままに挑戦してフザケてきた。
《目次》
【プロローグ】アタシも芸歴五十年~樹木希林ちゃんと映画賞
【第一章】デンセンマンとしらけ鳥とアタシ~奇跡的な時間ってあるんですね
伊東四朗さんのこと/キャンディーズのこと
【第ニ章】アタシが見た昭和のスターの素顔~人生なんとかなっちゃうもんなんだ
高倉健さんのこと/田中邦衛さんのこと/松方弘樹さんのこと/藤田まことさんのこと/谷啓さんのこと/青島幸男さんのこと/勝新太郎さんのこと
【第三章】思い出の大女優とアタシ~時代を超えて飛び続けます
森光子さんのこと/吉永小百合さんのこと/桃井かおりサンのこと/八千草薫さんのこと/黒柳徹子さんのこと
【第四章】時代を作った男とアタシ~コメディアンとして最高の幸せですよ
ショーケンのこと/タモリのこと/タケちゃんのこと/ジュリーのこと
【第五章】アタシの仕事たち~一生アチャラカやりますよ
ハナ肇さんと『シャボン玉ホリデー』/ダスティン・ホフマンと『トッツィー』/トニー谷さんと『一人芝居・小松政夫・笑! 』/エノケンからAKB48まで
【エピローグ】植木のオヤジとアタシ~おフザケ人生のはじまりでした
登場する方々
樹木希林 伊東四朗 キャンディーズ 高倉健
田中邦衛 松方弘樹 藤田まこと 谷啓 青島幸男
勝新太郎 森光子 吉永小百合 桃井かおり
八千草薫 黒柳徹子 萩原健一 タモリ
ビートたけし 沢田研二 ハナ肇 トニー谷
榎本健一 AKB48 植木等ほか多数
レビューより
昭和のお笑いを語るなら外せない方。幅広い役柄をこなした裏話も多数収録されています。あっという間に読めちゃう、オススメ!
喜劇役者・小松政夫 氏は、テレビの向こう側から発っする『笑い』のオーラが、活躍当時は半端無い位凄い人物でした。今で言えば、ものまね芸人さんに近い事もしていましたが、独自のキャラを生み出し、一人で何人分のキャラをしていました。その変化の早替りが、凄い。存在しない独自のキャラが、小松 氏にどんどんチャネリングしていく、笑いの演技は、後にも先にも唯一無二の存在ですね。喋りも上手、ものまね(故・映画評論家・淀川長治)は、ピカイチでしたね。時代錯誤と云うかも知れませんが、お笑いを志す方々には、読んでおくべき一冊かと思います。