1. カサブランカ ( 102分 モノクロ 1942年 )
監督 : マイケル・カーティス
出演 : ハンフリー・ボガート
第二次世界大戦中の仏領モロッコが舞台。
男の真の優しさと、二人の男の間で揺れ動く
女の純愛を描いたハードボイルドタッチのラブストーリー。
挿入歌の「時の過ぎゆくままに」は永遠の名曲。
2. 誰が為に鐘は鳴る ( 150分 カラー 1943年 )
監督 : サム・ウッド
出演 : ゲーリー・クーパー
スペイン内戦で政府軍に反攻する大学教授は
ゲリラ活動に身を投じ、鉄橋爆破を計画していた。
彼は激しい銃撃戦と猛烈な空爆の下、志を同じくする娘と出会う。
やがて二人の気持ちは…。
3. ガス燈 ( 113分 モノクロ 1944年 )
監督 : ジョージ・キューカー
出演 : シャルル・ボワイエ
知り合った音楽家と恋に落ち、幸せな結婚生活を思い描いていた主人公。
しかし、彼女は次第に精神を冒されていく…。
豪華キャストで贈るサスペンス。
イングリッド・バーグマンはアカデミー主演女優賞を受賞。
4. ジャンヌ・ダーク ( 145分 カラー 1948年 )
監督 : ヴィクター・フレミング
出演 : ホセ・ファーラー
19歳の若さで火刑に処せられた悲劇のヒロイン、
ジャンヌ・ダークの半生を描いた作品。
本作ではジャンヌの信仰心、心理的葛藤なども丁寧に描写され、
イングリッドバーグマンの演技力の高さを実感できる。
5. 凱旋門 ( 133分 モノクロ 1948年 )
監督 : ルイス・マイルストン
出演 : シャルル・ボワイエ
第二次世界大戦直前のパリ。
街は亡命者で溢れかえっていた。
その中の一人の医師は、自殺しようとしている女を救うが…。
この演出は「西部戦線異常なし」の名監督ルイス・マイルストンが務める。
6. 汚名 ( 101分 モノクロ 1946年 )
監督 : アルフレッド・ヒッチコック
出演 : ケーリー・グラント
父親が反逆罪となり、売国奴の娘と呼ばれるようになってしまったアリシア。
彼女に近づいたFBIのエージェントは、
南米のナチスの残党の内情を探ってほしいとアリシアに持ちかけるが…。
7. ジキル博士とハイド氏 ( 113分 モノクロ 1941年 )
監督 : ヴィクター・フレミング
出演 : スペンサー・トレイシー
精神分析の研究を進めるジキルは、
自身で開発した薬を飲み、悪の分身ハイドを生み出してしまう。
ジキルには婚約者がいたが、
ハイドはジキルがひそかに魅かれていたアヴィーに近づく…。
8. 聖メリーの鐘 ( 126分 モノクロ 1945年 )
監督 : レオ・マッケリー
出演 : ビング・クロスビー
経営難に陥っている聖メリー教会に赴任してきた神父。
彼が修道女長と対立しながらも付属の学校を再建するまでを描いた心温まる作品。
共演のビング・クロスビーの達者な歌声にも癒される。
9. 白い恐怖 ( 111分 モノクロ 1945年 )
監督 : アルフレッド・ヒッチコック
出演 : グレゴリー・ペック
新しく病院に赴任してきた医師は
白地に縞模様の柄を見ると発作を起こす奇癖があった。
彼は失踪した別の医師のなりすましだと思われたが、
女医のコンスタンスだけは無罪を信じ、彼に協力する。
10. 山羊座のもとに ( 117分 カラー 1949年 )
監督 : アルフレッド・ヒッチコック
出演 : ジョセフ・コットン
夫を愛する妻と、妻を愛しながらも二人の間にある階級差に悩む夫。
かつて流刑地であったオーストラリアを舞台に、
ミステリーの巨匠アルフレッド・ヒッチコックが、
サスペンス風味のメロドラマに仕上げている。
※ 作品はすべて日本語字幕入りです。
※ クラシック作品のため、一部画像の乱れ、ノイズがあります。ご了承くださ