「本」価格表付き 会場限定展示即売会図録本 人間国宝 十四代酒井田柿右衛門 個展
写真集 作品集 伊万里焼 有田焼
An Exhibition of KAKIEMON Catalogue
約25x24x0.7cm
フルカラー
約38ページ
会期 2001年10月10日~10月16日
会場 船橋西武10階特別催事場
※別刷りの価格表付き 1枚
※絶版
※会場限定本
本の出品です。やきもの作品ではありません。
わずか6日間の会期の上、会場限定や特別な顧客のみしか入手できない図録本・作品集・作品写真集。
十四代を襲名後、2001年に重要無形文化財「色絵磁器」保持者(人間国宝)に指定され、
十四代酒井田柿右衛門として意欲的に作品を制作していた当時の最新作、
数百万円クラスの作品を中心に極上品ばかりを厳選して収載した、コレクター、茶道具、陶芸愛好家必携の大変貴重な資料本。
本物真作25点の作品写真と寸法、作家近影、略歴等貴重な情報も合わせて収載。
別刷りの価格表に全作品の販売価格掲載。
【ごあいさつ】より
このたび船橋西武におきまして待望の人間国宝十四代柿右衛門展を開催するはこびとなりました。
周知の如く柿右衛門窯はその伝統技法と精神を継承し、
遠く寛永年間より三八〇年に及ぶ歴史を有す名窯として日本はもとより広く世界にも知られております。当十四代柿右衛門先生は脈々と受け継がれた伝統を守り、その上に自身の豊かな感性との融合によってまさに新しい時代の柿右衛門作品の創出を続けられ、個人として本年国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定されました。
濁手のやわらかで気品溢れる磁肌に鮮やかに描き出される草花たちは生き生きと輝いています。
本展では花瓶、鉢、香炉ほか新作を一堂に集めての展覧でございます。
【図録掲載内容】
作家近影制作風景写真
作家挨拶
主催者挨拶
作品写真図版 フルカラー25点
重要無形文化財総合指定 第十四代酒井田柿右衛門 略歴
十四代酒井田柿右衛門襲名以降の主な陶歴年表
酒井田柿右衛門 系譜・関連年表
【濁手】
佐賀地方の方言で「米の研ぎ汁」の事を「濁し」と言います。柿右衛門の濁手素地の白さは米の研ぎ汁のような温味のある白さであることから「濁手」と呼ばれています。
柿右衛門の作品の大きな特徴として白い磁肌を多く残しながら赤絵を描く事で、白磁の美しさと赤絵の美しさの調和を大切にしており、その作品は1700年代オランダ東インド会社により広くヨーロッパに紹介され、ヨーロッパの王侯貴族のコレクションの対象となり、財を傾けてまでも手に入れたと言われています。
この濁手素地も途中、とだえたものの十二代、十三代柿右衛門によって復元されたもの。
十四代柿右衛門の作風は阿蘇、九重等の山々で野の草花のスケッチをもとに、新しいモチーフを積極的に取り入れてデザインし、濁手の磁肌に良くマッチした十四代独自の境地を切り開いてきました。
【価格表より】
濁手紫陽花文鉢
濁手藤花文花瓶
濁手さるとりいばら文花瓶
濁手紅葉文花瓶
濁手紫陽花文花瓶
濁手木槿文花瓶
濁手椿文花瓶
濁手烏瓜文花瓶
濁手草花文花瓶
濁手菖蒲文花瓶
濁手花柘榴文花瓶
濁手やまぼうし文花瓶
濁手菊文花瓶
濁手竹文花瓶
濁手朝顔文花瓶
濁手鶏頭文花瓶
濁手苺文花瓶
濁手サルトリイバラ文花瓶
濁手山つつじ文花瓶
濁手三方割草文花瓶
濁手蓼文花瓶
濁手牡丹文花瓶
濁手菖蒲文花瓶
濁手草花文花瓶
濁手苺文花瓶
★状態★
画像のものが全てです。
付属する価格表は1枚です。
商品は図録本と価格表のみです。花瓶や皿などの作品ではございません。
2001年の古い本です。
表紙外観は経年並うすヤケ、それなりに読みしわがある程度。
カラー写真図版良好、目立った書込み・線引無し、
問題なくお読みいただけると思います。(見落としはご容赦ください)