昔良渚文化時期の「琮」という名品の玉器の形を真似して、焼き物で花瓶を作った。一番上の口と一番したの底が丸形で、真ん中が四角形で作った。それは、古人類の「天が丸、大地が四角」という理念の記しであります。その花瓶が四面に染付で山水画を描き、書斎に置くと自然に接するという理想の器であります。
底に「大清乾隆年製」の落款がありますが、物自体が清のものではないと思います。後世の匠が清の器を模倣し、「寄託款」だと認識しております。
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