この度はご閲覧いただきまして、ありがとうございます。送料込みの設定とさせていただきます。
状態…
「完全勝利の鉄則 東郷平八郎とネルソン提督」
2001年9月初版
「ニミッツと山本五十六」
2000年9月初版
2冊とも通常の読書にご不便はありませんが、カバーにシワ・細かい傷、下部にやや汚れがあります。
あらかじめご了承ください。
紹介…
太平洋戦争において日本海軍は艦隊決戦に最後までこだわり、情報戦やシーレーン防衛をおろそかにしました。
それが敗因のひとつになってしまったことはご存知の通りですが、もうひとつ、意思決定にやたらと時間がかかる鈍重な組織であったことも事実でした。
マリアナ海戦で、接近する日本機動部隊に即座に迎撃体制を取ったニミッツ。作戦変更をするにもハルゼーとの打ち合わせ時間わずか一時間半程度であったという身軽さ。
連合艦隊長官が一ヶ月も不在のままダラダラ時間を過ごしていた日本海軍とは大きく異なります。
物量戦とかそれ以前の問題として、日本海軍はその体質を改善しないかぎり、負ける運命にあったのではないでしょうか?
組織が大きくなり、伝統が重なっていくことが強いこととは限りません。
明治の海軍が昭和よりも優れていたということではなく、むしろ薩長閥が幅をきかせなくなった分だけ、昭和の方が実力主義であったと言えます。
しかし組織が肥大化すると、(どこの組織でもそうですが)OBへの根回しだとかに労力が費やされ、組織全体の情報の共有・意思決定プロセスがおろそかになってしまいます。
バルチック艦隊がどこから来るか、決断を下せずにいた東郷も、真珠湾で第二次攻撃を逡巡した南雲忠一と、あんがい指揮官の力量的には同じようなものだったかもしれません。
ただネルソンの頃は、総大将が攻めると言えばすぐ攻撃開始となっていたわけで、勝敗は総大将の力量次第。決断のスピードが勝敗を決めていました。
責任は重大でも、ある意味気楽だったわけですから、組織に縛られ力量を発揮できなかったヒトには羨ましい話だったのでしょう。
お取り引きでのお願い
・お取り引きはヤフオクの規定に準拠しておこないます。
・終了日の異なる商品とのまとめ取引など、規定に明記されていないご要望には応じかねます。
・当方はYahoo!かんたん決済にのみ対応しています。それ以外の方法によるお会計はできません。
・出品に当たって即決システムには対応しておりません。
・発送は記載の方法でおこないます。そのほかの方法をご希望の場合、差額のご負担をお願いいたします。ご希望方法の料金の方が安値となることもございますが、返金・値引請求はご容赦ください。
・ご落札者様側の事情で再送となりました場合(住所不備や長期のご不在など)、送料のご負担をお願いしております。
・万一の郵便事故・不着につきましては、責任を負いかねます。高額商品には簡易書留を利用いたします。
上記、まことに勝手ながら、御賢察ご検討よろしくお願い申し上げます。