スイス・ジュネーブの超高級腕時計メーカー「SARCAR/サーカー」は、1948年に Carlos Sarzano (カルロス・サルツァーノ)によって設立されました。
1974年に彼の妻 Paulette(ポーレット)に引き継がれた「サーカー」は、1981年に「Magic Moon/マジックムーン」コレクションを、そして、1985年には「Galaxy/ギャラクシー」コレクションを発表、「文字盤内のパーツが回転する」仕掛けを世界で初めて取り入れ、今までに無い「優雅な遊び心」を満たした「世界で最も豪華な時計」として一躍「宝飾時計」のトップに躍り出ます。
この当時、ブルネイの国王が、サーカーの腕時計のコレクターとして世界No.1だと、シンガポールのサーカー代理店の2階個室の商談室で聞いた記憶があります。(ちなみに、この商談室で、サーカーの宝飾腕時計がズラリと20~30個入ったアタッシュケースを目前で広げられた時は、流石に溜め息をついた事、まるで昨日の事の様に覚えています。)
しかし、その後の世界的なバブル崩壊で、「サーカー」も経営状態が不調となり、2003年には、新しいロゴとスローガンとなり、生まれ変わったようです。(日本の総代理店も「酒田時計貿易㈱」が倒産後、転々と代わり、現在は、東京都台東区にある「MASUDA・INFINITY・JAPAN」という会社が窓口となっているようです。)
2003年以降、デザインも大幅に変わり、中国人を対象にしたアクの強いラインとなり、私は、好きになれません。(2003年ル・ソリティア、2006年カルーセル、2009年ツイスト、2012年ノーススター等)
●さて、今回出品の商品は、1985年頃~1990年過ぎに私が入手した「サーカー」のパンフレットです。
写真を参考にして状態を御確認の上、ご検討下さいませ。
「サーカー」全盛期の素晴らしいデザインの腕時計が満載です。
とても貴重なパンフレットですが、経年保管してきたので、ほぼ未使用ですが、多少の傷みがあるかと思います。
従いまして、新品同様の物を希望の方は、入札なさらないで下さいませ。
また、過度に神経質な方の御入札も、お控え下さいませ。
●配送に関して(大阪市より発送)
・レターパックライト370円(全国一律)のみ対応