この GAVITT は、同じギター用ワイヤーでも、出品中のもうひとつのGAVITTワイヤー#134と用途が異なります。しかしながら、その存在感はやはり王道の線材と言えます。音色に風格さえあります。年代的には、1940年代から50年代のものかと思われます。

代表的なギターとして、レスポールかストラトか？と言われれば、私はレスポール系に相性を見いだします。ものすごくまとまり感があり、中域が見事の一言。余分なHIGHの帯域を控えめに。実にクリアな倍音列です。実際フレーズを弾いた時のつながりの良さも抜群で、「粘り」があり、PAFなど枯れたPUはその方向に、最近の高出力なPUは、その方向に伸ばしてくれます。ハムバッカー系に適したコンプ感も大きな魅力です。この才能は、ハムバッカーには デカイ要素だと思いますよぉ～。甘いトーンを求めるにはまずこのワイヤーをお勧めいたします。

もちろんFENDER系も実は悪くはないんです。1965年以前のVintage Stratには、中域の張り出しがとても気持ち良い結果をもたらしました。しかも、高域の美味しい部分のレンジに反応し、高次倍音が強調されました。

GAVITT ワイヤー共通の特徴ですが、中低域が太くタイトな方向にシフトします。これが強みです。骨太の音は、重くなく曇りません。クリアです。その上での絶妙な倍音表現なのです。

接続ケーブルのワイヤー材としてもお勧めいたします。

ギター内部のワイヤー材は勿論のこと、自作のギター用ケーブルに是非お試しください。例として、当方の出品中の #105、#117 などのハンダと組み合わせると より効果は 高くなる期待が持てることでしょう。色々なヴィンテージワイヤーの中でもやはり王道のギターワイヤーです。一度は使ってみてください。 また、GAVITTシリーズは、そうは間単に見つかる物ではありません。この GAVITT は、強いアイテムです。甘く濃い味と表現力が特徴です！！絶品！！

残りあと僅かです。お早めにご注文ください、