【アイテム説明】
1900年初頭のフランス製のマザーオブパールの小物2点と、
ロンググローブ1点の、計3点セットの商品です。
1:ポルトモネ(コインパース)
サイズ→幅5.4cm×高さ4.3cm×厚み1.4cm 約40g
マザーオブパールの薄板を両面に張り付けた小銭入れです。
本体は革で、
内部はシルクサテンで3つに仕切られています。
内部のホワイトメタルの留め金具を垂直に上げると、
4つ目の仕切りが現れます。(枯れた四つ葉のクローバーが入っています)
コインパースのシルクは、薄いので破れている事が多いのですが、
無事に綺麗に残っています。
開閉も完璧です。
マザーオブパールの薄板と革の間は、経年の乾燥等で、
隙間がありますが、それは周囲のみで、しっかりくっ付いていて、
特に問題ありません。
表のマザーオブパールに、銀の飾り枠(イニシャルを彫る為のカルトゥーシェ)が
ビスで六ヶ所、留められています。
綺麗で状態の良いアイテムです。
2:(ボックス)
サイズ→幅6.5cm×奥行3.6cm×高さ3.6cm 約28g
物を入れる部分の内寸6.2cm×3.4cm
こちらはカーブしたマザーオブパールの貝片で作られたボックスです。
鎖付きの十字架(ロザリオ)を入れるケースではないかと思いますが、
ピルケースの様にも使われていたかもしれません。
金属の部分を丁寧に磨いたら、とても綺麗な金色になりました。
ルーペで見ると、縦溝の地の上に、直径1ミリ弱のビーディング(粒々)装飾が
されています。
ヴィンテージの品物には、こうした緻密な細工は、もう見られません。
蓋側の貝に、天然のポツポツした穴があります。(画像)
また、フチの金属からごく浅いヘアラインがあります。(画像)
しかしヘアライン(1.5cm)は、頂点に向かって途中で止まっていて、
その先の貝の厚みは約3ミリもありますので、扱いに心配はなく、
ボックスとして、特に問題ありません。
底側の貝に、特筆すべき点はありません。
お手入れも兼ねて、ボックスに水を入れて、
蓋側を下にして数時間ほど放置してみましたが、
水漏れはありませんでした。
ボックスの開閉はきちんとしています。
突起に指を掛けて軽い力で空き、
軽い力でパチっと閉まります。
3:キッド(仔ヤギの革)のロンググローブ
1900年初頭のアンティークのロンググローブです。
長さ45.3cmで、オペラや舞踏会用の、肘の上まで覆うものです。
kidと呼ばれる、薄い仔ヤギの革で縫製されています。
甲の幅は6.8cm、中指の長さは外寸で7.5cmです。
アンティークですので実用ではなく鑑賞、ディスプレイとしてお考え下さい。
経年はあるものの、状態の良い手袋です。
お買い得な3点セットを作ってみました。
ぜひご覧下さい・・(^^♪
【サイズ(約)】
上記
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バラエティに富んだアンティークを
色々と出品させて頂いています。
是非ご覧下さい。