Dリングも付属しているので、後々 Dリングを単品で入手されるよりも送料がお得です。
■ フィッシュストリンガー 考察
捕らえた獲物を保持するための俗称:メグシ ( ※ フィッシュストリンガー )を使用する際に注意しておくことは
主にメグシはウエイトベルトに保持して使用しますが、海上では直ぐにベルトから取り外せる様にしておくことは周知の事実です。
獲物を捕らえていない状況でメグシをウエイトベルトに保持せず海中にブラブラさせていると
メグシが水底の岩の隙間に入り込んでロックした状態になると自らの道具が原因で “ 水中拘束 ” になり
浮上できない状況に陥るので非常に危険です。
メグシのライン末端はカラビナにフッキングさせてウエイトベルトに取り付けたDリングにフッキングさせておけば
万一、水中拘束となった場合でもカラビナを外してフィッシュストリンガー部分を海中投棄すれば安全に水面へ浮上することが出来ます。
当該キーパーは先端の穴にメグシを差し込むだけのシンプルな方法です。慣れると目視せずにメグシの脱着も可能になります。
メグシのライン末端を輪状にしてウエイトベルトに通してしまうと獲物をラインから外す際
最初に捉えた獲物から1尾づつ、鰓にメグシを通し直しながら外す方法は面倒ですがラインの末端にカラビナを取り付けておけば
Dリングからカラビナを外して、最初に仕留めた獲物の鰓側からメグシを持ってラインを引き抜く方が効率的です。
捕らえた獲物はフロートに提げる派の御方でも、ナイフで急所を〆る際に不意を衝かれて獲物に逃げられないようにするには
一旦、メグシを鰓に通して確実に獲物を捕捉した状態にして〆る。それからフロートラインを手繰り寄せるのが賢明なやり方です。
■ 詳細
メグシに結束させたラインには水中銃のシューティングラインに用いる線径 1.6mm のモノフィラメントを採用しており
この素材は耐久性に優れているのでメグシ用のラインとして10年以上も酷使した位で破断することはありません。
ラインの結束には専用工具を用いて圧着スリーブを加締めているので、大きい獲物を提げた位でラインは抜けません。
既存品に散見できるナイロン素材を用いたマルチフィラメントのラインは経時劣化で確実に破断する素材ですから
ラインを比較した場合、モノフィラメントラインの方がコストパフォーマンスの高い素材です。
ラインの長さは約100cmに設定。ベルトの位置から30cmの所に垂直方向の回転軸を持った構造のサルカンを取り付け
獲物を提げた状態でラインがヨレて絡まるのを防止できます。( ※ サルカンの耐荷重:66kg )
■ 仕様
メグシはスピアガンシャフトと同じ素材で焼入れ加工したステンレス鋼材 直径 6 mm ・ 全長14 cm ・ 前後に滑り止めとしてローレット加工が施されています。
モノフィラメントラインの全長 / 約 100 cm
キーパーのベルトループは一般的なウエイトベルトの幅に適合する長さです。
Dリングは錆への耐久性に優れたステンレス鋼材です。
【 コンディション 】 新品