★Freeway★c1996-2019 ウェッジウッド「インディア」。デルフィ・シェイプのやや高級版。アクセント・プレートも付いて、大変お買い得。

★Freeway★c1996-2019 ウェッジウッド「インディア」。デルフィ・シェイプのやや高級版。アクセント・プレートも付いて、大変お買い得。 收藏

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c1996-2019 Wedgwood “India”


ウェッジウッド
「インディア」(デルフィ)


新ウェッジウッドまで続く英国製

インド更紗のイメージ。コーヒーに合う

ブルー・サイアムの後継である

やや高級なデルフィ・シェイプ

アクセント・プレート付きです


★送料は全国無料。クロネコヤマト便でお送りします。
★常時50点以上を出品中。まだ少数ですがフィギュリンも出品中(アンティーク、コレクション > 工芸品 > 陶芸 > 西洋陶磁 > ロイヤル・ドルトン)
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 「インディア」のデルフィ・シェイプのデュオに模様のボーダー付きサラダプレートを加えトリオに。「インディア」には「リー」「ピオニー」「インペリアル」「ヴィクトリア」「デルフィ」と主力のスタンダード・カップが使われています。長く作られ、旧ウェッジウッドの最終を迎えるということで、主たるカップの総動員となったわけでしょう。
 最後の方に、このシリーズはインドネシア製でなく英国製であるからご安心をと書きましたが、このデルフィーのカップ底のマーク下にはMADE IN ENGLANDがキッチリ印字されています。その他の安価なインドネシア製を加えるため、「英国製」を外していったのでしょう。
 デルフィは「ワイルド・ストロベリー」等にも使われてお馴染み。そこがすぼまっていない筒形の「インペリアル」ほど高価ではないが、「リー」よりは高い。ここはサービスで、リーのトリオと同額にさせていただきます。
 以下の説明は「リー」や「ピオニー」からの使い回しです。

 ウェッジウッドが1996年から2019年にかけて製作・販売した「インディア」(India)のトリオ。今回は同じ模様をボーダーにしたサラダプレートでトリオを組みました。この時期のディナーセットは模様のボーダーはサラダプレートのみに使われ、B&Bサイドプレートもディナープレートも、模様がなく、地味です。
 勿論3ピースとも新品からストックされた未使用品。

 とてもいいカップです。出品者が好きでずっと出品していた「ブルー・サイアム」(Blue Siam)の姉妹編と言うか、続編と言ってもいい。シャムのタペストリーをイメージした濃いブルーの「ブルー・サイアム」に対して、インド更紗をイメージした「インディア」。
 エッジのゴールドは厚くはないのですが、エッジ下のタン&ブラックの黒っぽい、細いボーダーの効果があって、少しの光が当たってもキラリ、キラリと光ります。決して派手なデザインではないが、このゴールドの活躍で、非常に活気あるデザインに見える。落ち着いた「ブルー・サイアム」とは同じ「タペストリー系」でありながら、「活気・生き生き」対「落ち着き・しっとり」で対照的です。
 これははっきり、「コーヒー向き」カップなんでしょう。このカップにはコーヒーの黒が似合う。「ブルー・サイアム」はどっちか言うと、ティー向きであるように思う。

 「リーはコーヒーカップ」という言説が立ったのは何時頃だったか。リーはアウトサイド・デザインのティー・カップです。如何にもティー・カップと見える「ピオニー」は、インサイド・デザインのティー・カップ。これ正しい。昔から、ウェッジウッドは、コーヒーカップを作ったことがありません。デルフィもティーカップですが、インペリアルより、コーヒーにはいい形をしています。
 ウェッジウッドがコーヒー・ファンのために用意したのは、デミタス・サイズのCan(キャン)。コーヒーなんていうものはこれで十分といった態度。コーヒー・ファンにはとても冷たい。ウェッジウッドに限らず、英陶全般がそうでした。

 出品者は、自分でコーヒーに合うと感じたり、やたら気に入ったマイカップがあったら遠慮なくコーヒー呑んだらいいじゃないの。マイカップなんだから。出品者は、格上のティー・カップとして作られた「ウィンザー」シェイプの「チャイニース・タイガー」(グリーン)でコーヒーも、ティーもやってます。ウィンザー・シェイプだと、可愛い花柄ではあるけれど、「チャールストン」もいいなと思う。
 ウェッジウッドだって、大概のパターンに、コーヒー・ポットを作っています。コーヒー・ポットは本来、ボンドやキャンシェイプの筒形コーヒーカップ用なんですが、メーカーだって、何でコーヒー呑んでもOKなんですよ。世界にコーヒーが広まったから、しかも巨大市場であるアメリカはコーヒーが主流なんだから、何でコーヒー呑まれようがご自由にということですよ。特に「リーはコーヒーカップ」なんて理屈を言うことはない。
 この「インディア」は、デザインから、ティー&コーヒーに使いやすく人気が高かったんでしょう。好反応を見て、代表的シェイプ動員となった。

 テレビの通販番組。真空パックしたコーヒーカートリッジをポットのようなコーヒーメーカーにはめ込んでコーヒーを抽出するという奴。あれ見ていると、コーヒー受けとしてリーの「インディア」が使われていた。やっぱ、誰にもコーヒー向けに見えるんだな。同時に赤っぽい色のカップ、あれは同じリーの「ペルシャ」ですよね。そう、あのリーもコーヒー向きに見える。
 転写を何重にも重ねて模様を作ったカップが旧ウェッジウッド晩期に多く作られました。「ペルシャ」に似たのがベージュ系の「タペストリー」。こういうのはコンピューターで幾重にも転写を重ねて作るのであろう。コンピューターでやってもどうやら歩留まりが悪いのか、販売価格は非常に高かった。

 「ペルシャ」ほど色を重ねず転写で仕上げたのが「インディア」だろうと出品者は考えています。転写の回数が少ない分、ぁぁぃが安い。模様の下のベージュのボーダーも、多分転写で出来ている。このカップの場合は、ボーダーを手塗りしなくても、これで十分だという気はします。
 必要にして十分な工程だが、ゴールドエッジの光らせ方を工夫して、高級感も十分というものになった。「ペルシャ」とは随分価格差があったが、「インディア」が安っぽいとはだれも感じない。色んな意味で、「成功した」カップです。

 このトリオのサイズは次の通り。
 カップの高さ6cm、口径8cm。ソーサーの直径14.5cm、サラダプレートの直径は20.5cm。

 なお、デュオのバックスタンプはWの山の下に壺の簡略なマークが入ったもの。サイドプレートは黒津日にゴールドレタリング。
 ウェッジウッド・ファンの中で、「黒壺マークでなければイヤだ」というこだわりの肩が結構多くおられるようです。マークでは、旧ウェッジウッドで作ったのか、新ウェッジウッド作なのかは分かり難い。
 このデュオのマークは旧ウェッジウッドがアメリカのファンドに買収された後のマークですが、この時期は旧ウェッジウッドで作り貯めた製品に、この新しいマークを付けています。増産した際は、販売するときにその時のマークを付ける。
現行ウェッジウッドのマークには壺のマークは全くなく、文字のみ。もう作り置きの製品は少なくなっていると思いますが、このデュオのマークの頃にあったパターンは、作り置きだと考えてよろしいのでは。

 英国製であるという断定の理由はもう一つ。先に書きましたが、これはハンドル下が白く空いた、コンピューター制御による転写を行っています。この空間より広い「フローラル・タペストリー」などは同じコンピューター制御で、より多くの転写を重ねる機械を使うために白幅が大きくなる。価格も高い。
 現在の新ウェッジウッドではこの転写は行われていない。コンピューター制御なりに技術者や転写の原画を作る職人が必要で、決して安上がりな方法ではないので、引き継げなかったと思われる。
 旧ウェッジウッドも廉価版はインドネシアへの外注だったが、コンピューター転写は英国内の仕事。ということで、英国製に拘る方々も、「インディア」全般について、安心してよろしいかと存じます。

ほかにもたくさん出品しています。ぜひご覧ください。


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No.108.001.008

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