113系の珍獣といえばまっさきに思い浮かべるのが3800番代ことサンパチ君
数々のネタを提供し、とても愛されるキャラクター
でも乗るのは嫌、と、皆がツンとデレになったとかならないとか。
実際乗車すると容姿以前の問題として隙間風や振動、雨漏りとかなりカオスな車両でした。
そんな珍獣を産み出したJR西日本でしたが、流石にこれはちょいと不味いと思ったのか、
コチラの113系5300番代は一見まともです。
しかし、サイドをよく見ると????なんじゃコリャの世界です。
戸袋窓が2つ並んでます。
もともとは湘南色で緑とオレンジに境にホワイトラインがあるなって程度の認識だったんですけど
いざ園部の駅で待つその姿を見たとき、ん? なんか違和感・・・。
それよりも園部ダッシュで車内に座席を確保したあとよく観察すると椅子の長さがおかしい。
対向列車待ち合わせで外に出て初めて2つ並ぶ戸袋窓にびっくりしたのを覚えています。
運転席からドアまでの距離が短いので、運転箱が適切に取り付けてあるな程度の認識だったのですが、これはびっくり。
サンパチくんとは真逆のワンマンに適した改造を施された5300番代は長生きで、今年から引退が始まるとか。
ちょうど京都博物館に展示されていました。
模型の方でいうと、こんな珍獣は製品化されておらずと言いたいところですが、
今年の1月にガレージキットが発売になり、かなり身近な存在になりました。
コチラの製品は、ガレージキット組立品ではなくエンドウベースの特製品です。
しかも、高年式車をベースとしていますので実車同様かなりコストを掛けた車両となります。
福知山のS3編成をモデルとして、室内インテリアも更新車として再現しています。
特に運転窓のHゴムステンレス止化もしっかり再現されており、運転台も着色。
パンタ配管は色分けして実車同様、素材に違いによる変化を再現。
妻面のステップはもちろん少着することなく表現されています。
ヘッドライト、テールライト等はLEDで点灯、室内灯込みです。
知っている人にしかわからない福知山の珍獣、お手元に如何でしょうか?
キットが発売されても完成品がないので気軽に入手可能な車両ではありませんが、
物入りになりましたので手放すことにしました。
商品状態は「商品状態の目安」を参考にしております。
特製品の場合、メーカー以外が販売目的で手を加えた車両になり、そういう仕様の品なのでその状態を「新品」と置き換えて考えます。
トラブル防止のため、必ず写真で判断願います。
当方の思い込みにより商品説明が間違っている場合も考えられますが、現物優先とさせていただきます。
上記の理由により、JUNK品として出品いたします。
JUNK品の為、返品、交換、クレームはお受けできません。